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地域医療や鍼灸接骨院業界の発展を通じて健康寿命延伸へ! iCureテクノロジーの竹村大介さん

1人1人が可能性を開き、目的目標を持って信頼関係で結ばれることで、縁ある人を幸せにし、その輪をどんどん広げていきたい。そんな力強いビジョンをお持ちのiCureテクノロジー株式会社:事業運営部副部長 竹村大介さんにお話をうかがいました。

■プロフィール■
出身地:大阪府
活動地域:全国
職業:健康寿命延伸業
経歴:1987年、大阪府生まれ物心ついた頃から母親が寝たきりの状態で、それを見ていて幼少期から健康の大切さを実感。自分の体よりも、子供を気にかけ、可能性を信じ好きなことをさせてくれた母親を見るにつけ、さすってあげることしかできない自分に歯がゆさを感じていた。大学卒業後、仕事をしながら専門学校に通い柔道整復師となり、縁あって、すぐに院長デビューを果たす。
現在の活動:企業向けの健康セミナーを開催し、福利厚生という役割として企業の側面から生産性アップのお手伝いと、全国の大学や専門学校に赴き、会社説明や鍼灸接骨院の素晴らしさ、健康寿命延伸の重要性を訴え、志を同じくする人材との出会いに日本全国を奔走中。

「 鍼灸接骨院を活用し健康寿命を延伸させ、安心の場を創りたい 」


記者:どのような夢やビジョンをお持ちですか?

竹村さん(以下、敬称略):私たちは、常に身近に鍼灸接骨院がある、という安心の地域医療に向け、2021年100院、2030年300院、2050年1,000院開業を目指しています。
そして関わる社員・クルーたちの幸せ、クルーたちがここで骨を埋めたい!と思えるような会社にしていきたいと思っています。
目標や目的が高ければ高いほど、人の成長の伸び率は変わります。せっかくのご縁ですから、関わるクルーたちの人生も、他社では得られないような変化や成長をさせてあげられたら嬉しいなと思っています。
仕事をしている時間と家族との時間。どちらも長い時間、一緒にいることになります。会社という組織を通じて出会えた仲間なので、家族と同じように大事な仲間だと私は考えます。
私は施術家でもありますが採用に関する仕事もしているので、年間にするとかなりの人数の若者とお話をさせてもらう機会がありますが、1人では到底できないことも、チームなら成し遂げられると思っています。
大きな目標をクルー同士でサポートしあい、チームで達成していける、そんな力強いクルーやチームを創っていくことを目指しています。


記者:竹村さんが持っている問題意識や課題と思っていることは何ですか?

竹村:そうですね。
健康寿命と平均寿命には、実は、約11才のひらきがあるのをご存知ですか?
日本をはじめ先進国では、平均寿命はどんどん延びています。しかし健康寿命は、平均寿命ほど伸びていません。
私は、健康寿命と平均寿命のこの差がどんどん開いていくことに、問題意識を持っています。
どういうことかというと、内臓疾患や脳疾患で要支援や要介護になるよりも、男女平均して25%が運動器系の疾患で動けなくなって、様々な箇所に支障が広がっていって要支援や要介護になっている、ということです。
ですので、未病の段階で自分の体や健康に意識を向けてほしいですし、未来の子供達に健康社会を用意してあげたいと思っています。


「 信頼関係の大切さに気付いたことが変化のきっかけに 」


記者:健康寿命を伸ばしたい、と医療の現場に就いたきっかけは何ですか?

竹村:大阪で初めて院長をさせてもらった店舗が、なかなか売上があがりませんでした。売上で悩んだことはそれまでなかったので、答えが出るまで、寝ないで必死に売上があがるために頑張ったんですね。
その時、私に会社の代表が「このままやり続けた先には必ず成果があるから、やり続けなさい。大丈夫だから。」と言ってくれたんです。
後で当時のことを聞くと、会社の預金残高ももう来月ヤバい、みたいな状況まで行ってた…。
会社の代表が私を信じてやり続けさせてくれたことで、私も人のことを信じられる人間になりたいな、と思いが変わりました。
昔の事を思い出すと恥ずかしいんですが、今の仕事を始めた頃は、正直、早く母親を安心させたくて「稼げるようになりたい」という気持ちが強く、高校や大学で進路や就職先を決める時にも、祖父母から「好きなことをやっていいよ」と言われていました。

記者:当時は、どんな事に興味を持って活動をしていたのですか?

竹村:自分の手でお金を稼いでみたいと思っていたので、入社当時は、自分が成功することしか考えられず、自分勝手でかなりおごっていたと思います。
そんなこともあり、その頃は人を1番、2番、3番…と記号で見てコマのように動かしていたので、ついて来れる人はいたけれど、ついて来れない人は退社や離職が多く、でも当時の私は「本人のやる気がないからでしょ」と思っていました。
だけど院長になってみて、実際に上手くいかないわけです。人をコマのように見ているわけですから。
そこで上手くいかないながらも、夜も寝ずに頑張ってやっている自分の姿を見ていたクルーたちが1人、また1人と「店長のために頑張りたい」という声が聞かれるようになりました。
そこで、自分のできることは何だろう、クルーたちの信頼に応えるためにはどうしたらいいのだろうかと考え、この人たちに成長の場を提供してあげたい、と思えるようになったのです。

記者:相手を信頼する事で人間関係は変わりましたか?

竹村:やっぱり変わりましたね。
それまで聞いたことがなかった「僕のために頑張りたい」「会社が目指してるビジョンを一緒に目指したい」ということを言ってくれる人達に出会える様になれました。


「 仲間が増えると、ビジョンも高次化する 」


記者:信頼関係の大切さに気付いた背景には、どんなことがあったのですか?

竹村:私は両親が居ない環境で育ってきて、祖父母に育てられ、2人は仕事をしていたので相談する相手がいませんでした。両親がここ(空)から見ていて、私が幸せになることを願っているだろうなーと、1人で考えている事が多かったんです。
大人になって仲間が増えていくことによって、目標設定もビジョンも多様化していって、多くの仲間がいると1人ではできないことができるんだなってことに気付いたんです。


「 チームワーク大事! 1人では得られない成長をチームだったら得られる 」


記者:仲間とどんな美しい時代を創っていきたいですか?

竹村:1人ではできないことも、チームがあれば成し遂げられる。小さな目標は1人でも努力をすれば達成することができますが、大きな目標を達成させるにはチームの存在が必要です。ある時は勇気をくれたり、チームの存在自体が、今までに見たことも無いような力を引き出してもくれる。
相手を信頼し続ければ、可能性は開く。


記者:最後に一言、読者へのメッセージをお願いします。

竹村:チームは、1人が頑張って成立するものではありません。
全員がそれぞれの個性や能力を認め、活かしあい、その信頼関係がファインプレーや目標達成に結びつくものです。
なので、「一緒に仕事をする仲間を信じてあげてください」ということと、「人の可能性に蓋をしないで」ということを伝えたいですね。
亡くなった母は、”必ずできる”ということをずっと言い続けてくれたので、私に暗示をかけてくれていたのだと思います。「できる、できる」といつも言い続けてくれていたのが印象的でした。

私も「できる」という関わりしかせず、暗示をかけ続けると、それまで「できない」って言われてた若者たちも可能性が開いていく、というのを体験してきました。
リーダーの人たちには、人間の可能性に蓋をしない部下への関りを持って欲しいです。

来期は、100人採用を計画しています。
目的とか目標とかをちゃんと持っている方たちを採用して、更に教育して、良い組織を作っていきたいと思っています。

記者:本日は貴重なお話、ありがとうございました。

竹村大介さんの情報はこちらです

↓↓↓

iCure鍼灸接骨院 https://www.icure.co.jp/


【編集後記】
今回、インタビューを担当しました一龍飛、石塚雅子、秋葉(写真)です。
健康寿命の延伸を切り口に、熱く!熱心に患者さんに語りかけるのみならず、どの店舗に伺ってもクルーのみなさんから絶大な信頼がある竹村先生。お話をうかがう中、人生の分岐点となる瞬間が垣間見え、人との”縁”を大切にする先生の背景が少しですが理解できた思いでした。
竹村先生の熱いエネルギーで、たくさんの第2、第3の熱い若い人材に伝わっていくことを、これからも応援しています!



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この記事はリライズ・ニュースマガジン”美しい時代を創る人達”にも掲載されています。


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