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天気は微妙でも、ちょっとした美しさに気付けば心は晴れる


山に登る時、特に絶景を期待する場合は晴れの日を狙って行きます。

天気が微妙だと、「晴れてる日に来たらもっと良い景色が見れたんやろな〜…」と惜しい気持ちになってしまう事があるからです。

とはいえ、天候の変化があるからこそ見れるドラマチックなシーンもあり、天気が良くないからといって悪い事ばかりではありません。
普段なら見過ごしてしまう繊細な美にも意識が向きやすくなるのではないでしょうか。


曇り空で薄暗い登山道を登りきった先が少し明るくなっていて、登りきった時の爽快感を期待させる


コントラストの低い環境だからこそ、標柱が東屋の開口部の真正面にある額縁のような配置の面白さだけに意識がいきやすい



この日は小雨が降ったり止んだりする微妙な天気でしたが、兵庫県宝塚市の西谷の森公園で山歩きを楽しみました。
1時間もあれば往復できる低山が公園内にあり、池の脇から緩やかに登っていけます。
立派な管理棟もあり、アウトドアな環境に不慣れな人でも気軽に自然と触れ合えるおすすめの場所です。


北摂地域の里山を紹介している看板


管理棟、屋根にも植物が敷き詰めてあります


小さい池ですが、エメラルドグリーンが目に優しい気がします



今回のピークである竜王山は標高368mで眺望はあまり期待していませんでしたが…
身近な距離で周囲の里山を眺める事ができて、思いのほか景色を堪能できました。


20回以上は登ってる羽束山


里を照らす光の温かさを感じたような…


向こう側の陽の当たっている場所はどんな様子か想像しがち…



最初からレインウェアを着こんでの"お山歩"でしたが…
時々差し込む陽の光や澄んだ空気、偶然が生み出す景色に心が晴れやかになりました。

あまり条件を限定し過ぎず…頭をよぎったら縁があると思って、いろんな場所を尋ねてみるのも悪くないんじゃないでしょうか。


虹が見れたら、やっぱりなんか嬉しい


2024年1月


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