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焦りすぎず、でも、もがくことは絶対にやめず

今日、僕の20代のキャッチコピーが決まった。


「焦りすぎず、でも、もがくことは絶対にやめず」


ひょんなことから、コピーライターの日下慶太さんと言う方とtwitterで何回かラリーする機会があった。


きっかけは、日下さんの書いた本があまりにも良くて、その良さについてteitterで呟いたのがきっかけである。

(ご自身の人生について赤裸々に語られている良書なので、みなさまぜひ。)

僕は、とても悩んでいた。


クリエーティブ職としてコピーを書いたり企画を構成したりしたかったが、今はデジタル領域でひたすら定量化された成果を追う生活を送っているからである。


自分のやりたいことと、今実際に仕事としている内容がとても乖離している。

本当にこのまま仕事続けていいのか。


さまよった23歳は、「キャリチェンするなら早い方がいい!」と転職活動まで実際に行った。


それっくらい迷っていた。


そんな時に出会えたのが日下さんの本である。

内容は非常にジェットコースターのようであり、学生時代の旅の話から、広告代理店での話、それから生死についての話まで、赤裸々に綴られている。

正直、途中で悲しさのあまり泣いたほどである。


このnoteは、本のレビューを目的とはしていないので、深くは言及しないが、とにかく「自分の人生を生きること」について深く考えさせられた。


つまり、もがいているのだと思う。


自分にはやりたいことがある。

ただ、それは全てを犠牲にしてまでやりたいことだろうか。

変化が伴う。

環境が変わる。

周りの人も給料も変わる。


そこまでしてやりたいことだろうか。


問い続けたが、完璧なyesを出すことはできなかった。


なぜなら、デジタルの面白い部分、ワクワクする部分も少しながら知っているからだ。


僕がやりたいのは、「デジタルクリエーティブ」なのではないか?

だとしたら、今の部署で工夫次第では出来るのではないだろうか。


ひたすらもがいている。考えている。焦っている。


そこに、日下さんは「焦らない」大切さを教えてくれた。


焦らないけど、もがき続ける。


20代は、結局そういう時期なのだろう。


世の中の真理なんて分からないし、自分にとっての正解なんて分からない。

と言うか、正解を知るには早すぎる。


いつか本当に正解のヒントが見えてきた時に、そこに全振り出来るよう、今の環境で出来ることを恥じらわず、遠慮なくするのが懸命な判断なのだろう。


これからも、もがき続けるだろう。

そして、焦るだろう。


そんな時に、日下さんからいただいた言葉を思い出したい。


いいキャッチコピーが出来た。


良い20代が送れそうだ。


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