Web開発におけるチーム作り
no plan inc.ではWeb・モバイルアプリケーションの開発、AIやブロックチェーンをはじめ、最先端技術を活用したソリューションの提供、ビジネスのデジタルトランスフォーメーション支援、チーム育成やスクラム体制の構築など様々な取り組みを行っています!!
最近は、技術戦略、スクラムを使った業務プロセスの見直しやシステム化による効率化、新規サービスの立ち上げ支援などのコンサルティング業務が増えてきました。
今日は「Web開発におけるチーム作り」の知見を一部公開させていただき何かの役に立ってもらえればと思い記事を書きました!!
先に結論
Web開発が円滑に進むチーム組織は
「本来考えないといけないことに注力できる環境が当たり前に整っていること」です
注意点
no plan inc.流のチームづくりです。全てのチーム、プロダクトには当てはまりません。
チームづくり、プロダクト開発に銀の弾丸はありません。
①雰囲気、Slackやタスクのやりとりの風景、非同期化できているか
コミュニケーションはチームの1番大切な要素だと思っています
Slackなどでのやりとりがスムーズで、非同期に情報共有ができる状況はできていますか?
隠し事、お互いの悪口は言っていませんか?
privateチャンネルは多すぎませんか?
舵取りが柔軟にできるようにしましょう
②プロダクト環境、思想、チームづくりができているか
プロダクトのlocal, development, staging, production環境が十分に整っていますか?
ローカル環境でソースコードの動作確認がしっかり行える環境は非常に大事です。ここが負債になっていると開発のパフォーマンスは大きく変わります。
最低限stating環境, production環境は用意されていますか?
本番と同等の環境がstaging環境と言います。この環境が本番でのバグを減らすことに大きく影響してきます。
development環境はPM、POと共有できてますか?
製品を最低でも1週間に1度は全員で確認する、スプリントレビューを設けましょう。作りたかったもの完成したもののすり合わせができビジネスと開発がスムーズに噛み合う要因になります。
プロダクトの「テストからテスト結果に基づく完了条件」について十分に合意と時間、チームの余裕が取れていますか?
人間が関わっている以上完璧なプロダクトはいつまで経っても90%のまま完成しません。
90対90の法則
顧客に届けたいもの、目的を明確にし、舵取りを柔軟にしましょう
特に完璧主義はつらいです。
さっさとリリースして顧客と対話しながらプロダクトを育てていきましょう。
③エンジニア的な開発環境ができているか
開発環境やリリースの自動化、テストの自動化(CI/CD)などを整えることで、エンジニアが本来考えないといけないことに注力できるようになります。
CI/CDできていますか?
本来やりたいプロダクトの開発に集中して取り組めるようになるので中長期的な開発コストの削減につながります。
レビュー体制できていますか?
コードレビューは、中長期的なチームの技術力の向上につながります
風通しの良さ、課題仮説の提示はしやすいチームですか?
メンバーが意見を出しやすい環境を作り、課題解決に向けたアイデアを共有できることが、ワンチームとしてメンバーの当事者意識を向上させ、開発速度の上昇につながります。
④タスク運用ができているか
タスクの透明性や優先度付けはワンチームで行えてますか?
全部詰め込んでブラックボックス化してませんよね?
3ヶ月後に思ったものができているなんてことはありませんよね
大事なのは「プロダクトをよくするために相互が歩み寄るコミュニケーション」です
舵取りを柔軟にしましょう
改善、開発におけるビジネスインパクトが妥当であるか優先順位や指標はありますか?
クリエイター、エンジニアは本当に便利なものを作ろうと思っています。ぜひその情報をチームで共有してください。開発のモチベーションにつながります。
顧客課題、仮説検証の現在位置やロードマップを具体的にチームで共有できてますか?
同じことを言います。クリエイター、エンジニアは本当に便利なものを作ろうと思っています。ぜひその情報をチームで共有してください。開発のモチベーションにつながります。
タスクの細分化はできていますか?
それぞれのタスクについてチームで共有しましょう。なぜこのタスクは時間がかかりそうなのか、ビジネスで巻き取ることはできないか協議することで意外な発見があります。また成果物に対して透明性が生まれ開発のモチベーションにつながります。
顧客との対話が見える化されていますか?
3回目、同じことを言います。クリエイター、エンジニアは本当に便利なものを作ろうと思っています。ぜひその情報をチームで共有してください。開発のモチベーションにつながります。
顧客との対話を共有し、チーム全員が顧客のニーズを理解できるようにしましょう。
⑤緊急時の対応
発生するべきリスクを把握できているか
発生時のフローがまとまっているか
障害対応訓練
リスク管理や緊急時の対応フローを整備し、障害対応訓練を行うことで、トラブル時の対応力を高めましょう。お互いの信頼にもなるので定期的に見直すことをおすすめします
まとめ
チームがこれらの当たり前のことを整え、メンバーが本来の仕事に集中できる環境を作りましょう。
Web開発において円滑なチーム組織を作ることは、発言しやすい雰囲気や適切な開発体制、顧客との対話の可視化など、さまざまな要素が重要です。
no plan株式会社について
no plan株式会社は、Webサイト開発、ネイティブアプリ開発、チーム育成、ブロックチェーン技術、メタバースなどWebサービス全般の開発から運用や教育、支援などを行っています。よくわからない、ふわふわしたノープラン状態でも大丈夫!ご一緒にプランを立てていきましょう!
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