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読書2021

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2021年に読んだ読書感想文。
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2021年7月の記事一覧

一切なりゆき/樹木希林

独特な視点と経験の中から出てくる言葉は、明快で腑に落ちる。
不動産を持っていたので、芝居にゆとりが生まれたという考え方は興味深い。
才能だけでなく、摂生だけなく、なりゆきで面白がるという生き方。
理想的だけど、その境地へ辿り着くのは難しい。しかし、そうありたいと見習うべき。
夫の裕也さん、娘の也哉子さんの存在、関係性も大きかったのだろう。

◎MEMO
求めすぎない。欲なんてきりなくある。
しっか

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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎夏海

手を出しづらいビジネス書をストーリー仕立てに紹介していて読みやすい。
物語としても面白く、ベストセラーになるのも納得。
中高校生の頃に出会えたら、視野が広がるのではないだろうか。
先日読んだ「嫌われる勇気」と同様、入門書としても最適。
さらに経営的な思考が欲しくなったら、原作を読んでみようと思う。

◎MEMO
人は最大の資産である。人のマネジメントとは、人の強みを発揮させること。
マーケティング

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金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント/ロバート キヨサキ

前作の「金持ち父さん 貧乏父さん」と違い、実践は難しく感じた。
ビジネスオーナーになるのは、いつの時代も険しい道に違いない。
不動産についても、今の日本では少し難しい気もする。
届かずとも目線を上げ、意識をするだけでも一読の価値があった。
負債を減らし、資産となる投資を続けていきたい。

◎MEMO
貧乏な家庭に生まれた人が金持ちになる3つの特質
1. 長期的な見通しとプランを持っている
2. あ

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