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「間をつなげる」スキルと広報の関係性

幅広くなりすぎてしまった仕事の棚卸しをしながら、取材対応・ブログ編集などの現場仕事をしつつ、広報強化に向けた新しい施策のサポートを行う日々。

いろいろな人の間に立って対応をしていて、今月気づいたのは、「間に立ってつなげる」ことの大切さと難しさ。
間をつなげる・間を埋めることはまさにコミュニケーションといえる。「広報はコミュニケーションの職種」と言われるゆえんで、しっかり考えてみれば、当然と言えば当然。

例えば、AさんとBさんの間に立ってつなげるということは、Aさんの知っていることや価値観も、Bさんの知っていることや価値観も、両方知っている必要がある。
簡単に言ってみるものの、この多様な価値観が認められている現在、多様なパターンを把握していること自体もなかなか大変だし、人が違えば始点(Aさん)も終点(Bさん)も違うので、変化する点の間をつなげる・間を埋めることはそもそも簡単ではない気がする。

相手にあった言葉を選び、相手の理解を促す。前提として、相手の価値観に配慮する。

取材対応も、教育やチームづくりも、交渉も。
すべてこれらの延長にあり、うまく間に立てれば結果がうまくいきやすいような気がしている。「人を巻き込む」「納得感を高める」ためにもこの考え方は必要そう。


もちろん、間に立つすべてのケースでうまくいくというわけではない。今まさに、「うまくできてない」ケースにぶち当たっている。
そんな時はひとまず、会話量を増やしている。情報の総量が多いほど、正しい判断や誤解ないすりあわせができるのは体感として持っているので、ひとまずはコミュニケーション量でカバーする。

そういう一つひとつの努力が、いずれ「どんなケースでも一定以上スムーズに間をつなげるスキルになっていけばいいなと考えて取り組んでいる。


ところで、私が今後「間をつなげる」スキルをあげたいものは以下。

  • 経営者の方に広報のことをお教えする

  • 広報の方に経営者のことをお教えする(経営視点で広報を行うための考え方)

  • 広報初心者の方に広報のことをお教えする

  • 広報とマーケティングの間をつなげる

  • 広報と人事の間をつなげる

広報強化に向けた新しい施策のサポートに携わりはじめたことで、広報の言語化や立ち上げロジックの可視化ができそうなので、いずれそのあたりもまとめていきたい。


#広報 #PR #PublicRelations #Communication #コミュニケーション

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