NONVEN DA RARI

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"のんべんだらり"をキーワードに日々のモノ・コトを紹介するメディア(といいつつ、日記になってしまうかも)。よろしくお願いします。

最近の記事

思い出は突然

今日?昨日?という日はぼくにとって衝撃的な日になった。 というのも、バンド ミツメ が活動休止するなんて。 これ音楽そこそこかじっているひとは一大事だとわかりますよね。 インディーズでもない(名目的にはインディーズって括りではあるけど)、メジャーでもない独自の我が道を突き進んできたバンド、大学時代からだいすきだったバンドが活動休止するなんて。 出会いは突然やってくるなんてわかっちゃいるけど、あまりにも突然すぎていまだに動揺を隠せないでいる。 彼らとの出会いはおそらく10年以

    • 『そのぬくもりに用がある』

      いまぼくは秋の夜風を浴びながらこの文章を認めている。 今日?昨日?は ラジオ耕耕 の MTG で下北沢へ(リンクから過去の放送チェックしてね)。 で、約束までの時間ふらふら街をうろついていたのだけど、街の様変わりようにおどろいた。 言ってしまえば、もはや過去の街。 ぼくが大学生時代は中古 CD ショップに古本屋、ライブハウスと演劇。 おそらく週に1度は通っていたと思う。 当時をふりかえるといくつかエピソードがあって、Twitter で仲良くなったフォロワーさんからご招待を

      • 『ぼくの抵抗』

        "あなた"…そういまこの文章を読んでいるひとがどれだけいるだろうか。 そんなことわからないけれど、ぼくは"あなた"に対して書いている。 ぼくはここ数日、夢とか目標とか希望とか夢とかそんなことばかり考えてきたし、これにまつわる話をまわりからしばしば相談されていて。 あらためて自分の考えを文章として綴りたいなって。 もうみんないまの状況に甘んじていたり、あきらめていてはいませんか。 ぼくは声を大にして言いたい(無責任でごめんなさい)。 "あなた"の夢や目標、希望とか幸せとかあ

        • 『ことばと言刃』

          ぼくらは万能な表現ツールをもっている。 それは"ことば"。 これをつかえば第三者に対して、自分の想いを簡単に伝えることができる。 すごく便利だなと、思う一方でデメリットもある。 それはときにひとを傷つけてしまうおそれがあるから。 これは別に悪口や暴言について指摘しているわけじゃない。 無意識のうちに放たれたことばが第三者を傷つけることについて。 これは相手のバックボーンについて理解していたらすこしは配慮はできるかもしれない。 けれど、そこまで配慮できる完ぺきな人間なんてそ

          『書き手と受け手』

          先日のこと。ぼくがディレクターをつとめている『ラジオ耕耕』で書くことにたいして話題にあがった。 というのも、たとえばある映画に対する自分の感想が第三者が読んだとき彼の解釈を狭めてしまうのでは。 たしかそのような質問をリスナーさんからいただいて、ぼく個人としては都合よくいいところだけ摂取してしまうのがいい。 なんて、SNS を通じて答えたように思う。 で、いつも通りのんびり生活していたのだけど、先日ちょっとしたことがあって、自分の考えに変化が起きた。 というのも、感想は自由

          『書き手と受け手』

          『オーバードーズ』

          これは誰のための記録ではない。 これはぼく自身のための日々の記録である。 だから何を書いたってかまわないと思っている。 軽い話でも重いはなしでも。 ◯ ぼくは最近夜を失ってばかりいる。 というのも、病院から処方された薬を服用しているのだけれど、 これがどうやらアルコールと相性がわるいらしい(そりゃそうだ)。 もちろん薬剤師さんからも「アルコールとの併用はさけてくださいね」 と念押しされているのだけれど、ついついだらしない性格からか、 「ちょっとだけなら大丈夫だろう」と自分

          『オーバードーズ』

          カネコのルーツをめぐる旅 ファイナル

          長らくお待たせしてすみません。旅がハードすぎたのとぼくが怠惰で更新を怠っていました。 "カネコのルーツをめぐる旅"振り返ってみると意外とさっぱりしている。特筆すべきことなんてほぼない。 でも、あの夜のことはきっと忘れないと思う。新潟の親戚宅に泊まった晩。ぼくは抜けがけをしました。 お酒も飲みたかったし、タバコも吸いたかった。こっそり身支度をし、宿泊先から1キロ先にあるコンビニを目指した。 外灯はほぼなく真っ暗闇のみちを永遠にあるいた。歩いてしばらくたったころだろうか。

          カネコのルーツをめぐる旅 ファイナル

          『カネコのルーツをめぐる』

          前回の投稿でも書いたけれど、ぼくはいま北陸のとある町に来ている。 90過ぎのおばあちゃんと70近いお父さんを引き連れて。 想像はしていたけれど、目的地につくまで神経をつかっていた。 おばあちゃんはそもそも歩けないし、お父さんは軽くボケが入っていてチャランポラン。 随時、おばあちゃんに歩調を合わせたり、道に気をつかったり、そうかと思えばお父さんがちゃんとついてきていなかったり。 まぁ、これもしかたがない。 最初で最後の孫孝行旅行かもしれないのだ。 なので、自分の気持ちをぐっ

          『カネコのルーツをめぐる』

          『カネコの呪い』

          今日から明日にかけておばあちゃん、お父さんを引き連れ北陸へ。 というのも、カネコ家の総本山があるらしい。 なぜ、ぼくがわざわざこんなに暑いなか、ハンディキャップがあるふたりをつれて旅に出ないといけないのか。 それはぼくの出生にまつわるひとつの逸話が原因である。 遡ること30数年前。 ある日、ぼくのおうちの前にひとりの尼さんが通りかかった。 すると突然念仏を唱えはじめ、ぼくの母にあるひと言を言い残して帰って行った。 「カネコの男はダメになる」 これを聞いた母は相当なショッ

          『カネコの呪い』

          『夏だ!』

          宣言しよう、もはや夏である。 まだまだ梅雨のじめっとした日もつづいているが、もう夏。常夏。 先日の3連休でつくづく実感させられた。 連休初日は天気も気分ものらなかったのでおうちにこもる。 連休2日目は昼ごろにぬるっと起きて、近所の二郎系ラーメンをたべる。 これが本家レベルでしっかりパンチが効いていてうまいのだ。 塩味がキリリと強いカエシ、ピロピロと平打ちの麺、凶暴なニンニク、オリジナルなショウガ、くちびるがテカテカになるほどのアブラにゲンコツ並みの豚。たまらない。 帰り道

          『aftersun/アフターサン』

          映画『aftersun/アフターサン』を見た。 正直、公開当初から話題になっていただけに「何を今さら」と感じるひとも多い。 「映画フリークなら見ていて当然」というひとも。 あれだけ語られた作品なので、ぼくも作品に関してあれこれ言うつもりはない。 物語はすごく単純であるある父と娘のひと夏の最後の思い出。 これを父の視点だったり、娘の視点で淡々と描き出していく。 この視点が妙で自ずと自分の親のことを想起させたり、当時の自分自身を想起できるような余白が十分にある作品だ。 だもん

          『aftersun/アフターサン』

          『セクハラ』

          いまになってようやく宮藤官九郎脚本ドラマ『不適切にもほどがある!』を見ている。 まだ途中(3話)なのだけど、思うところがあったので、こうしてパソコンに向かい合っている。うむむ。 僕は平成元年生まれ。 だけど、単に早生まれってだけで、学年でいうと昭和の年だ。 だもんで、昭和のムードをだいぶ引きずって生きてきた。 だからこそ、ドラマ『不適切にもほどがある!』を眺めていると、なんだか生きづらいなって思う。 そりゃあドラマ。極端に描いていることは先刻承知だが、確かに平成のおわりくら

          『セクハラ』

          CUT

          美容室に来ている。 正直に打ち明けると美容室が苦手だ。 というのも、コミュ障ゆえ美容師さんとおしゃべりするあの時間がつらい。 カットなら1時間もしないのでまだ耐えられるが、ブリーチにカラーまでするとなると2時間半。長くて3時間くらい。 見ず知らずの美容師さんとおしゃべりしなければならない。ぐぬぬぬ。 さすがに35年も生きていれば慣れるもので、いまではどうにか会話もできる。 しかし、思春期真っ盛りの根暗のぼくにとっては美容室はハードルが高かった。 というか、いまでは男の子が美

          恋でもない、愛でもない、なんでもない。

          映画『青春18×2 君へと続く道』は36歳の主人公が18歳の思い出をたどるロードムービーだ。 なぜここまでぼくの心に刺さったかと言えば、たぶん似たような経験があるからかもしれない。 べつにこれは恋愛話でもないし、青春の甘酸っぱい話でもない。 でも、たしかにひとりの人間がこの世に存在し、生きていた。 彼女はいまもぼくの心のなかでは生きている。 大学入学当初、ぼくは怠惰な生活を送っていた。 はじめたバイトは初日でクビになり、かといって勉学に励むワケでもない。 大学生というものは

          恋でもない、愛でもない、なんでもない。

          『言い訳2』

          ごめんやけど、昨晩の記憶がない。 文章を途中まで書いていたことまでは覚えている。 けれど、そこからはすっぽり記憶が抜け落ちて、気づくと朝。 ぼくは上半身裸の状態で寝ていた。 何があったのやら。 冷蔵庫にあったはずのレバニラ炒めがごっそりなくなっているし、note の文章も誤字脱字ばかり。 しまいには恋人から「宅飲みは禁止」とだけ連絡が入る始末。 本当にぼくは何をしたのだろうか。ぐぬぬぬ。 カネコ家は家系的にお酒に弱い。 というか、粗相しがち。 ぼくのお父さんは酔うと魔法が

          『言い訳』

          ごめんなさい。 この note に関して毎日更新するはずが、どんどん日が空いている。 というのも、忙しい…というのはウソのなる。 単純にアルコールで酩酊して、寝落ち。 というのが常である。 と、書いている今でさえだいぶアルコールが回っている。 なぜここまでアルコールの沼に浸かってしまったのか。 ぼくは数々の先輩方々のせいだとこの"罪"をなすりつけたい。 はじめてアルコールを嗜んだのは大学生の春。 じゃなくって、浪人生だったころ。 大人にあこがれ、むしゃくしゃしたキモチをか