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怒られるのが嫌だからやらない、喜ぶのが嬉しいからやる

どちらも結果としては、理想とされる行動であり、日常生活の中で大きな問題になりません。

●怒られるのが嫌だから挨拶をする、お礼を言う

●喜ぶのが嬉しくて挨拶する、お礼を言う

同じ結果であっても、喜んでもらえて嬉しいと、他者の喜びを、心から自分の喜びに出来てゆくのは、後者の方です。

これは、自分を好きでいて、自分を信頼できるように、人が運んでくれる感情のプレゼントです。

これを大好きな存在である両親が、身近で体感させてくれる事は絶大であり、信じる力を育み、人を素直に愛せる力を育むと考えています。

子どもにとっては、褒められることも、最高に嬉しいことに違いありません。でも、大好きな両親が喜ぶのが嬉しくて、つい頑張ってしまうのも子どもです。

褒められたいから。

喜ぶ姿がみたいから。

褒められたいのは自分ですが、喜ぶのは他者の感情です。

子どもが、無理に期待に応えようとし続けるのも、親がそこを逆手にとるのはよくないと思いますが、

親自身が、こどもの喜ぶ顔がこの上なく嬉しく、幸せを感じながら、こどもの要求にしっかりこたえていれば、

子どもは無理な期待を背負うことなく、人の喜びを自分の喜びにする幸せを、一番身近な存在から知ることになります。







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