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子どもの悪い行為を頭ごなしに叱っていませんか?

いやぁ…叱っているなぁって思うわけです。特に我が子。
そんなことを思う夏休みの今日このごろ、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

小学校教員の夏休みは長いです。
ありがたいことに。
この夏休みがないなら、誰も教員なんて仕事やらないでしょ(笑)。
それくらい、夏休みをいただけることに感謝しています。

さて、私は夏休みに読書を重点的にしております。
当然、家族で旅行したり、アクティビティをしたりもしています。

でもやっぱり、まとまった時間を確保できる夏休みこそ、読書に最適。

特に、個人的に名著だと思う本を読むようにしています。

インプットをしてこれから来る戦いに備える。
レベルアップする。
そんな気持ちで過ごしています。

さて、そこで今日の話題は「叱ること」です。
私が読んでいた本『菜根譚』にこんな話が出てきました。

人を責める者は、過失がない点を過失がある中から尋ね求めるようにすれば、責められる人の心中に不満が起きない。(これに反し)、己を責めるものは、過失のある点を過失のない中から反省するようにすれば、責める自分の修行に向上がある。

菜根譚 前集 218

特にここ、「過失がない点を過失がある中から尋ね求めるようにする」

ここなんだなー!
過失を責める。そりゃ誰でもできる。
でも、責めると理屈はわかるけど感情的に反発されるんですよね。

そこで、「過失がなかった点を探して言葉にする」こと。
こうすることで、相手は「自分のことを叱っているけど、自分を傷つけようとしているのではなく、自分のことをわかってくれているんだ」

そう感じてくれるようになります。

※ちなみに『菜根譚』は、中国古典。明時代の末期に書かれた本です。

※非アフィリです。

この話を読んで、「叱るとき、過失を攻め立ててばかりいたなぁ」としみじみ反省したところです。

この本では、昔に書かれたとは思えない、現代ビジネス選書か?っていうくらい、今の時代に通用する考えの話が載っています(一部、一般化しすぎなところもある)。

めちゃおすすめです! ぜひ、夏の暑い日は涼しい室内で、アイスコーヒー飲みながら読書してみてはいかがでしょうか!


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