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建築計画ノート

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この敷地にどんな共同住宅が建てれるのか。 自分がやってる ボリューム出しの手順を書いてみました。
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共同住宅を設計するためにする100のこと その1

共同住宅を設計するためにする100のこと その1

共同住宅を設計するためにする100のことをブログにまとめていきます。
まずはじめは敷地を起こしてみましょう。

建築計画④駐輪台数の計算の仕方

建築計画④駐輪台数の計算の仕方

共同住宅を計画するとき          

区や市の要綱で

自転車置き場を計画する必要がでてきます。 

台数を住戸数の2倍以上設置しなさいなど

結構な台数が求められます。        

少ない台数ならいいのですか何十台分もの    

自転車置き場を限られた敷地内に      

計画するのは結構大変です。        

そういった場合、設計に採用するのが    

2段式ラックや

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建築計画① 敷地情報を集める

建築計画① 敷地情報を集める

建築計画する敷地が決まったら
まず、敷地の情報を集めます。

その敷地がある区や市の役所の
都市計画課や建築指導課

管轄の清掃事務所、警察署、消防署に行って、その場所に建物を建てるに当たっての
決まり事をヒアリングします。

まず役所にて聞くことは
(近年は役所のホームページから見れる情報も
多いので行って聞く必要がない項目もあります)

①用途地域 建蔽率 容積率 高度地区 
 絶対高さ 地区

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建築計画②建物配置

建築計画②建物配置

建物を配置するにあたり
隣地境界線からいくつ離して
配置すればよいのか?

①北側斜線 日影規制 高度地区規制
 
 まず隣地境界ぎりぎり配置を攻める前に
 北側斜線 日影規制 高度地区規制を
 クリアしていないと意味がありません。
 
 他にも道路斜線や隣地斜線もありますが
 この2つは、天空率という手法があり
 それでクリアできる場合があります。

 しかし北側斜線 日影規制 高度地区規制は

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建築計画③ 現地調査 

建築計画③ 現地調査 

現地で調査する項目として
日当たりや風の通り道、借景できる景色等の
計画建物のイマジネーションを
広げる調査は当然ですが
実務的な項目として
以下のような項目があります。

道路幅員

まず一番大事なのは接道
敷地が道路に接していなければ
建物が建てられません。

建築基準法の道路とは           種類はいろいろありますが
(道路種別は役所に確認します。)
基本は道路法の道路で、
幅員4m

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