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シングルマザーの子育て③〜親子の旅は続く〜

私はひとつの場所にいるのが苦手。移動するのが大好きで、以前”前世”をみてもらった時に「前世、ジプシーやったから場所をうつす癖がある」と言われた時は、うんうんと納得した。

離婚したのは二人の息子が6歳と3歳の時。

結婚する前の夢は、手作りおやつを作って子供たちの帰りを待つ、そしておやつを食べながらその日の出来事を聞く、なんて思ってたんやけど、シングルになるとそうはいかない。

仕事から帰ったらやらないといけないことが山盛りある。

そんな怒涛の毎日の中で、ひとつだけ大切にし、ずっと続けてきたことがある。

近場でも良い、安い宿でも良いので1年に2回は旅行に行く事。

そしてそれは息子が成人した今も続いている。最近では息子たちのほうから「そろそろ旅行行きたいなー」てな感じで話がすすむ。

最近で一番心に残った旅の話をしたいと思う。

〜直島〜チャリの旅♪

岡山の宇野港からフェリーで20分ほどで直島へ到着。ずっと行きたかった島。

息子たちはきっとアートは興味ないから”レンタサイクリング”しようと誘ってみたら即OK

直島は岡山県と香川県の間の瀬戸内海に浮かぶおしゃれなアートの島。

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フェリーを降りたらいきなり草間彌生さんの”巨大かぼちゃ”がお出迎えしてくれます 笑 そして中に入れます。

島のあちらこちらにアート作品があったりおしゃれなカフェがあるので”レンタサイクル”で回ろうと決めてたんやけど、フェリーを降りた瞬間 (あれ?みんな走ってる?)と思ったら”レンタサイクルショップ”へ駆け込んではった。

時すでに遅し、港には何軒かレンタサイクルショップがあるんやけど、すでにレンタルできるチャリはなく。。。

奥の奥のほうにおじいさんがやってはるレンタサイクルショップを覗いてみると、あった!チャリが。ママチャリが 笑 しかも普通のママチャリ。

(もし直島でサイクリングされるなら電動自転車をおすすめします)

ま、いいや乗れるなら よし、しゅっぱーつ♪

港から5分ほどいくと、直島銭湯「I❤️湯」〜あいらぶゆ〜

実際に入浴もできます。内装はさらに個性的です 笑 サイケな感じです。入浴しなくても見学可能なので内装をぜひ見て欲しいです。

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そして”I❤️湯”を堪能したら再びチャリで爆走。小さな島なんやけど結構起伏あり。この歳でチャリの立ち漕ぎも恥ずかしいので座ったままで必死で漕ぐ、漕ぐ。

「お母さん座ったままでこの坂あがってる、すげ〜」とか言われながらも必死で漕ぐ。

そしたら道にいたおじさんに呼び止められました。「寄ってって〜」と

寄ってって〜と言われたので寄ることに。

”家プロジェクト”〜古民家をまるごとアートに改装し、現代の芸術家が家そのものを作品化した7つの建築からなるプロジェクト〜

よしこうなったら、なにかのご縁と”7つのアート建築”を回ることに(スタンプラリー)

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もちろん建築の中にも入れますよ♪ただし内装の写真撮影は禁止されております。あと6つは紹介せずにおきますので実際見にいった時のお楽しみにしておきますね♪


↓これなんだと思いますか。画像4

直島の駐輪場です。すごい。アートや 笑

かなりシュールな写真が撮れました 笑

そしてまたひたすら爆走していたら、目の前に海が

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「わ〜きれ〜」と声に出した瞬間。あまりにもきれいやったしか、海へ吸い込まれるように次男が降りて行きました。

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帰りはチャリを持って上がってきました。

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そりゃそうやわな。砂浜やしチャリ漕げんやんな。

そして坂を上りきったら”ベネッセミュージアム”行きのバス停。”黄色いかぼちゃ”を見ながら待ちます。

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かぼちゃにこんなに哀愁を感じたことはありません 笑

いつもここでひとりで海を見てんの?と話かけてみましたが返答なし。笑


そしてバスで5分くらい坂を登ったら”ベネッセベネッセミュージアム”へ到着。

この坂はさすがにチャリではムリやった。バスに乗って正解

瀬戸内海を望む高台に、安藤忠雄さん設計の美術館とホテルが一体となった施設。

〜ベネッセミュージアム〜

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あとで怒られました。危ないから座っちゃダメと。みなさん座ってはだめですよ♪

ベネッセミュージアムの海の見えるテラスでお茶をしてたら、帰りのフェリーの時間まであと20分 やばい

え、あの坂を20分で港まで戻らな間に合わへん。やばい

ここからは無言で爆走→→途中、電動自転車に抜かれ、それでも立ち漕ぎはせず爆走→爆走  でフェリーに間に合いました 笑


シングルマザーは常に体力勝負。

直島、かなりのおすすめです。ゆっくり楽しむなら宿泊がおすすめ♪でないとフェリーに間に合うように爆走せんなんからね。

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