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始まっちゃえば、あとは終わるだけ

朝起きて、体が軽かった。
風邪が治ってきていることを感じてホッと胸をなでおろす。

なにしろ日曜は専門学校のスクーリングで、9時~17時までみっちり授業に出席せねばならないのだ。
体調不良で臨みたくない、まじで。ただでさえそんなに長丁場のスクーリングに耐えられるかどうか自信がない。わたしはもう若くない。座学とか、ねむくなって寝ちゃうからね。

6、7、8月と、ぜんぶで7回くらいスクーリングに出席しないといけない。キャンパスが都心にあるので、早起きしてうって出ていく。
スクーリングのことを考えると憂鬱で、ああ、わたしはなんでまた専門学校になんか入ったのだろうと思う。いやさ、始めるときは「がんばろー!」とか思うわけですよ。資格を取るためにやるぞー!なんつって。

でもわたし、その入学手続きもすべて終えたあとに鬱で休職してるんです。
まさかそんなことになるとは思わない。
わたしのバカ、ですよ。いや仕方がないのか。
休職しながらも必死にテストを受け、レポートを書きまして。

ともあれ、日曜はちょっとがんばらなきゃならない。
まあ、「どんな憂鬱な予定も、始まっちゃえば終わるだけ」。これはわたしがわたしによく言い聞かせていることです。
始まれば、もう終わるだけだ!

始まる前がいちばん憂鬱で、始まっちゃえば案外平気なものだったりしますよね。

・・・

久しぶりに「かもめ食堂」を見た。

何度見てもなんか、好きなのだよなあ。
わたしはシナモンロールをつくるシーンがいちばん好きです。

小林聡美がとても若い。そうか、いまやもう昔の映画なのか、と思った。

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新しいダイニングテーブルで、つーさんにはがきを書いた。

この前手紙が届いたから、その返事で。
どうやらこの6月で我々は知り合って9年になるらしい。そのようにつーさんの手紙に記してあった。
9年。
そんなに長く!という思いと、もっともっと昔から知り合いだったような、不思議な気持ちがある。

紫陽花の季節だから、と手持ちの絵葉書の中から選んだのだが、いざポストに投函する直前によく見たら「カリフォルニアライラック」と書いてあった。

ライラックっていつの季節に咲くのだっけ。
そう季節外れではないような気がするのだが。
紫陽花じゃなかったかー。しまったしまった。

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今日は、仕事は休み。
午前は通院、午後は整体。

上品先生はなかなか減薬を進めようとしない、というか、当たり前に減薬には慎重だ。
それでいいと思う。しかしかなり慎重だ。
もうかなり調子もいいし、減らしてもらってもいいんですけど……と思いながらも、「はい」「はい」と従順に言うことを聞く。

「次回の診察で大丈夫そうなら、この薬を半分に減らしましょう」

と言われた。はい。とうなずく。

午後の整体は、地元にあるわたしの癒しスポットの整体院。
ご夫婦ふたりでやられているのだが、おふたりともとても雰囲気が素敵なのだ。整体師である旦那さんは安田顕にそっくり。(と思ってるけど本人には言ってない)

「相変わらずの硬さですね」と笑われながらも丁寧な施術が終わると、奥様がお菓子とお茶を出してくださって、しばらく三人でおしゃぺりをする。
その時間がなんだか非常に癒されるのだ。
お二人の放っている、ガツガツしてないいい人オーラがなせる技だと思う。
きょうは「安住紳一郎の日曜天国ってラジオ知ってますか?すごく面白いんです」と、めちゃめちゃおすすめされた。
ラジオは「東京ポッド許可局」しか聴いていなかったが、今度聴いてみよう。

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暑かったのでトマトの冷製ポタージュスープをつくった。

チキンソテー(バルサミコソース)
ズッキーニのソテー
ベビーリーフ
トマトの冷製ポタージュスープ
海老ピラフ

でした。
なんか見た目が豪勢になってしまい、「なんかのお祝い?」と言われたが、そんなにお金はかかっていない。なんの祝いでもない。

タサン志麻さんがテレビでやっていた、皮目を下にしたチキンの上に、お皿、その上に水を貼ったボウルを乗せて重しにする……という焼き方をしてみた。
皮がパリパリに焼けます。すごく良いです。

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そうそう、こたつをしまいました。
過去最遅記録です。
まだ朝夕は涼しいし、なんて思ってたけど、こたつの存在感が暑苦しくてもう片付けてしまった。すっきり。