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ライ麦粉、ライ麦めん、ライ麦ナン

ライ麦粉を使って、
ライ麦粉入りうどん、
ナンを作ってみました。

というのも、毎回パンばかりだったので、
ちょっと方向変えてみようと
思ったわけです。


手にした国産小麦粉 ジュ フランソワ が
思いのほか、グルテンが多い粉でした。

全く捏ねないでグルテンを出さないようにしてたのですが、

私が好きなライ麦パンには、
この粉は向かないとあきらめました。
(たまたま私には合わないだけのことで、
粉が悪い、というわけではありません。)

細かい粉であるから、
グルテンが出やすいのかもしれません。

思いつきですが、
めんにするのもいいかもしれない。

暑いし、ざるそばもどきで、ざるライ麦、
もきっといい。

そんなわけでライ麦めんを
やってみることにしました。

うどんを打ったことはないけど、
蕎麦なら、いける、
道具も揃っている。

違うのは、そば粉が入っていないこと、
つなぎで使う粉が強力粉であることです。

ライ麦粉ブロッケンと小麦粉(強力粉)で
ライ麦めん、をやってみました。

打ち粉(メンがくっつかないような、
さらさらした粉)がなかったのですが、
何とかできました。

味はそばみたいだけど、
何かが違う味です。

蕎麦のつなぎに使う中力の小麦粉か
フノリでも使えば、もっと興味深い
味になりそうです。

でも、細かいことは抜きにして、
ライ麦うどん、とても言えば良いのか、
謎の食べ物ができました。

生地は袋に入れ、一晩寝かせています。
なんとか伸ばせましたが、内粉は用意しとかないとダメだと思いました。
パスタの感じでゆがきました。
細かいことは抜ききして、
ライ麦の味がするめん。
味はおいしいです。


一部の生地は、これも思いつきて、
ナンにしてみました。

インド人が手でパンパン音を鳴らし、
薄く、大きく伸ばして焼くナンです。

同じようなやり方では、
できなかったのですが、

めん棒で、生地を伸ばし、
それなりの、ボリュームのあるものができました。

今回は魚焼きグリル
(ガスコンロについているものです)を使ってみました。思いっきり焦げましたが、
まだ許容範囲。オーブンかフライパンで焼くほうが良さそうです。

ナンはもっと薄く大きく
伸ばしたかった。


あまり、パンがどうこう、こだわらずに、
適当に思い浮かんだものを
作ってみるのもいいですね。

ライ麦粉ブロッケンは粗挽きなのですが、
種類を変えれば、
10割ライ麦麺もきっとできるかと
思います。

梅酢などを入れて、梅ライ麦めん、というのもアリかもしれません。

梅にはお米、が普通ですが、
梅にパン、という組み合わせが
できたわけです。

だから梅と麺類もいけるかと。

梅の殺菌、腐敗防止効果を活かせば、
日本ならではの、
メンができそうです。

他にも色々思い浮かびます。
粉をうまく使えば、
結構料理に幅が増えてきます。

生地を小さく丸めて、
白玉団子風にすることもできました。
美味しかったです。

見た目はマズそうですが、
味噌汁の具にライ麦もしました。


ライ麦ピザも、おそらくできそうです。
おそらく、ガレット(クレープのしてサラダなどをはさむ)も。

生地を触っているときに、
色んなことを考えてしまうのですが、

同じものを作り続けるより、
色々と手だしする方が
意外に気楽にやってしまう。

そもそも粉だから、
自由度は高い。

今回は考えが広まりました。

天日で梅酢を干しています。
ライ麦めんにはよく合います。
味は今ひとつだと思うエゴマ。塩、醤油やミョウガと混ぜてもめん類には合いました。

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