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私の音楽黎明期

別に私の音楽史を知りたいと思う人がいるとは思わないが、今後音楽の事を書くことは多いと思うので、自己紹介的に書いてみる。

私がまだ幼くて、音楽を音楽とも意識していなかった頃に聴いて今でも記憶に残っているのは、母の歌った子守唄でも、テレビで流れていた童謡でもなく、大人が聴いていたレコードの曲たち。

最初の最初はこれ。

日本発売1964年 ワタクシ4歳の時

このドラマティックなイントロが大好きで、♪ノノリタ~ ノノリタ~と鼻歌で歌っていた記憶がある。
家にはこれともう一つ、ボビー・ソロという人の「ほほにかかる涙」というレコードもあったけど、そっちは「あったなー」というだけでどんな歌だったかはまったく覚えてない。
父が流行りものに敏感な人だったから、当時は日本でも人気があったのかも。

その次に覚えているのはこれ。

これは、よく遊びに行ってた親戚のおばちゃんの家にあった。
私より一回り前後年上の従姉、従兄たちがいて、立派なステレオが置いてあって、ヘッドホンというものもあって、遊びに行くとこれを聴いていた。
ある時、ヘッドホンで聴きながら知らず知らず歌っていて、コタツでお茶を飲んでいた母やおばちゃんや従兄たちが一斉に振り向いて大笑いされたという恥ずかしい思い出がある。

その頃、従姉がレコード屋さんに行くときに一緒について行って、「のんちゃんにも何か買ってあげる」と言われて、初めて自分で選んだのがこれ。

このジャケット!懐かしい

ビートルズが来日して世間が大騒ぎしているころに多分ラジオで聴いていたのだと思うが、イントロなしで始まる歌い出しの部分と、その後に続く
♪ When I was young ~help in any way
の部分の流れるような英語が心地よくて大好きだった。
英語って綺麗な言葉だなぁ、喋れるようになりたいなぁ、と思ったのがこの歌だった。

この辺までが、受け身で聴いて好きだなーと記憶に残った歌たち。
多分年齢にしたら小学校に入る前ぐらいまで。
その頃からピアノを習い始めたので、小学校時代はクラシックを聴くことが多く、ポピュラー音楽を積極的に聴くようになるきっかけは1972年にデビューした郷ひろみ。
まだそれほど持ち歌がなかったせいか、ライブ(当時はコンサートと言ったな)に行くとその時の流行りの洋楽を歌ったり演奏することが多かった。
よく覚えてるのが、ジャクソン5(I want you back)、テンプテーションズ(Get Ready)、ディープパープル(Highway Star)、ユーライア・ヒープ(July Morning)、など。
Highway Star のギターソロを披露してくれてたけど、今思うとあれ、ホントに弾いてたのかな?(^_^;)

というわけで、郷ひろみのお陰で洋楽の世界の扉が開かれ、その後の音楽的興味はしばらく洋楽に流れていくことになった。

ということで、今日はここまで。
気が向いたら続きを書きます。
お粗末さまでした<m(__)m>

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