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平均寿命100歳になったら何が起きる?

こんばんは🌙
独立したいOLヨガインストラクター「あべりな」です✨

日本人の平均寿命は毎日5時間ずつ
延びていると言われています。

かつては夢物語だった
「100歳まで生きる」ことが、
現実のものとなりつつあるのです。

日本は長寿国として知られ、
既に多くの人々が80歳を超えても
健康に生活していますが、

将来的にはその平均寿命が
100歳に達する可能性があります。

この長寿化は単なる喜ばしいニュースではなく、
それに伴って考えなければいけない課題も
多くあります。

今回は、
「平均寿命が100歳に達した場合に予想される変化」
について考えていきたいと思います🗣️


『1.変わる働き方と定年退職』

最新の厚生労働省のデータでは、
2022年の日本の平均寿命は男性が81.47歳、
女性が87.57歳とされています。

これが100歳に達した場合、
従来の働き方や定年退職の概念が
大きく変わることが予想されます。

たとえば、
会社員が60歳で定年退職した場合、
退職後の生活が平均寿命の100歳まで
40年も続くことになります。

これは現行の年金制度や貯蓄だけでは
賄いきれない可能性が高いです。

実際に、65歳以上の高齢者世帯の
平均消費支出は月額約20万円です。

これを40年間続けると
約9600万円が必要となり、
年金や退職金だけで足りるでしょうか?

という事は、シニア世代の再就職や
フリーランスとしての働き方が
一般化すると予想できます。

働く期間が長くなることで、
スキルの更新や新しい技術の習得も
重要となります。

生涯学習の重要性が増し、
企業も高齢者を対象とした
研修プログラムを充実させる必要があります。


『2.医療と福祉の進化と課題』

平均寿命が100歳になると、
医療と福祉の分野にも大きな影響が及びます。

①医療費の増加

現在、日本の医療費は年間約44兆円で、
その内訳の多くが高齢者向けの医療費です。

寿命の延びに伴い、
慢性疾患や認知症などの
長期ケアが必要な病気が増加するため、
医療費はさらに膨らむでしょう。

しかし、技術の進歩により
予防医療や遠隔医療が発展し、
高齢者の健康管理がより
効率的になる可能性もあります。

例えば、AIを活用した診断技術や、
ロボットを使ったリハビリが普及することで、
医療現場の負担軽減が期待されます。

②高齢者の孤独感や社会的孤立の問題が深刻化

現在でも一人暮らしの高齢者は増加傾向にあり、
2020年の統計では
65歳以上の一人暮らしの割合は
男性が16.4%、女性が21.2%です。

これに対処するためには、
コミュニティづくりや高齢者向けの
社会参加プログラムが必要となるでしょう。


『3.長寿社会における年金制度の課題』

もし100歳まで生きるようになったら、
経済や年金の仕組みを変える必要が出てきます。

まず、年金制度の再構築が不可欠です。

現在の年金制度は65歳から
受給開始となっていますが、

平均寿命が100歳に達した場合、
受給期間が35年間となり、

今の年金制度ではお金が
足りなくなってしまうのです。

政府が2020年に発表したデータによると、
年金の支給総額は約55兆円でしたが、
これはもっと増えると予想されています。

このお金をどうやって確保するかが
大きな問題です。

これを支えるためには、
・若年層の労働力確保
・税収の増加
・高齢者の労働参加を促進
が必要になってきます。


『まとめ』

今日は、平均寿命が100歳に達した場合に
予想される変化について書きました!

平均寿命が100歳になる未来は、
AIや予防医療の急発達により
もうそこまできている可能性が高いです。

今日書いた働き方の変化、
医療と福祉の進化、
そして年金制度の再構築は、
課題の一部に過ぎません。

これらの課題に対処するためには、
新しい仕組みを作り上げることが必要です。

私たち若年層の労働者はこの未来に向けて、
今から準備や対策をしておくことが
重要になりそうですね٩( 'ω' )و


今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました!
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このあとの時間が、皆さまにとって
より良い時間となりますように☆
それでは、素敵な1日をお過ごしください🤍

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