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ブラック企業からホワイト企業へ転職して幸せになれた情シスの話②

こんばんは!真夜中にひたすらnote書いている情シスやってる者です。
執筆魂?に火がついてメラメラ書いていきます。
10年以上勤めたブラック企業を退職したmom。
前回のnoteはこちらからどうぞ。
今回からは転職後のお話です!



転職先に決めた理由

募集要項には私にとって魅力的な単語がズラリ!

3社の中でどこにしようと考えて2社に絞った。
1社は安定して働けそう。残業なんて概念もないし、今ひとり情シスしているおじさんがとっても大変そうだから私がお役に立てそうだ。家庭と両立するなら本当に気楽に過ごせそう。

でも選んだのはもう一社の方。
管理部の配下のシステム課だ。知識豊富な先輩がいてチームで働けるという。以前使用していたクラウドサービスが入ってるらしいし、これまでの知見も生かせそう。
なにより上場目指してるなら、上場準備ばかりしてきた私の経験がお役に立てそうだ。

一次面接では部長と課長がおられた。少し技術的な話になると少し濁された感があった。今思えばここで少し警戒すべきだったとも思う、けれど終わりよければすべてヨシだ。

最終面接は社長面接だった。
ものすごく熱くてキラキラしていてびっくりしたのだった。
同じ社長でもこんなに違うものなのか。
事業のビジョンを熱く熱く語っていただき、雑談をした気がする。オーラに緊張しすぎてあまり覚えていないというのが事実。
それでも、前職で歴代の「社長」には、何度も痛い目を見ている私は少しだけ信じていなかった。
どうせ、表面上だけでしょ。働けば、奴隷のように扱うんだ。
諦めも半分、でもこのキラキラをなんとなく信じたい気もして、信じてもいいような気もして期待も半分。

家庭はもちろん優先で、先輩がフォローする、優しく教えてくれるという部長の言葉で安心して、でも少し不安も持ちながら、ココなら自分が成長できそうな気がすると、私はココで働くことに決めた。




入社1日目~2日目 システム部門とは?

シ・・・ステ・・ム課?

入社して、たくさんの方に挨拶をして回った。皆ものすごくお人柄がよさそうだと感じた。課長からPCを渡された。

課長「好きに設定していいから」
私「え?システム部門だからですか?」
課長「いや、皆好きに設定してもらってます」

頂いたPCの設定を調べる。周りの方のPCの設定ものぞく。
冷や汗が出た。
これは・・・。

私「IPアドレスの一覧表見せていただけませんか?」
私「ライセンス一覧は・・・」
私「LAN配線図は・・・」

途中から聞くのをやめた。何もないのだ。
そして、何もないことに違和感はないのだ。
そういったITインフラを管理してくれている業者さんがいるらしい。
その方と話したい。

入社して、私は紙に書いてある数字をシステムへ転記する業務を命じられていた。
システム課は基幹システムの入力とフォローが仕事だという。

電話を取ろうとしたら、取らなくていいと言われる。
システム課に問合せで電話やメールが届くことはまずない。
ただ入力だけをすればいいと。



入社3日目 スイッチオン

こんな生意気には言ってないけれどニュアンスはこう

入社2日目の夜、眠れなかった。
何とかしないといけないのに、その意識がない。
皆いい人ぽいけれど、無知すぎる。
このままじゃあかんやろ。
でも新人だよ。
生意気だ。
いままでさんざん我慢してきたじゃないか。
人間関係を構築してからでいいじゃないか。
これぐらい・・・

耐えれなかった。
これまで忍耐の日々を過ごしすぎてきたからだろうか。
忍耐の日々でも、セキュリティ面などはしっかり整えてきた。
私の中の小さなシステムエンジニア魂がうずくのだろうか。
自分のことはどんなに侮辱されても、扱いが悪くても耐えられるけれど
IT環境は耐えられなかった。

私の思う「情報システム部門」はココにはないのだ。
外注先の業者さんがすべて上手くやってくれていると思っている。
ゼロから作るしかない。私が。
でも、入社3日目だ。

眠れない夜を過ごし、でも飛び込むことにした。
前職と違い、ココなら私の意見を受け入れてくれるような気がしたのだ。
だけど、怖い。



翌朝、覚悟を決めて上司に伝える。
「1か月、私に自由な時間を頂けませんでしょうか。上場するためのプランを作ってご提案します」
上司は笑って、いいよと言った。
本当に人柄最高の会社だ。
話を聞いてくれるってこんなにも嬉しいんだな。

でも、1か月。いけるのか?やるしかない。

ブラック企業からホワイト企業への転職後に幸せになれた情シスの話③へ続く






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