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エシカル先進国で暮らすパリジェンヌのナプキン・タンポン事情

Salut!

パリに移住してはや3週間が経ちました。


今日はフランスのナプキン・タンポン事情について書こうと思います。(唐突)

海外の生理用品事情、結構気にならない!?
男性はどうでもいいと思うけど🤨

日本生まれの私は現在までずっと、ソフィやらロリエといった日本の製品(ナプキン・タンポン)しか使ったことがありません。

最近は日本でも「月経カップ」や「布ナプキン」などなど、環境に配慮した生理用品が普及されてきていますが、私はまだ手を出せずにいます。

さて、どこに売ってる?

毎月、結構消費するナプキンたち。
さあ今月分もどうやら足りなくなりそうなので、買い足しにいく。

この画像の店舗は大きい方。
これの半分くらいの広さが普通かな。

パリにはPharmacie(ファーマシー)がそこらじゅうにあります。
日本でいう「薬局」に当たるかな。
「ドラッグストア」とはまた違うのね。ファーマシーは食品・飲料品はまず売ってないし、コスメもほとんど売ってない。薬がメインで、基礎化粧品、オムツ、歯ブラシ系は売ってある感じ。

さて!

日本ではドラッグストアでナプキンを買っていたので、ファーマシーに売ってるかな〜と思って行ってみたけれども。

あらまあ、売ってない!

子供用のオムツはたくさんあったけど、生理用品はコンビニに売ってるみたいなトラベルサイズのものしか置いていなかった。

購入できず帰宅してパートナーの彼(フランス人)に「ファーマシーに行ったけど、生理用品がほとんど置いてなかった!」と愚痴る。
すると「うん、ファーマシーには売ってないよ。フランス人はスーパーで買うよ。」と言われました。

話題が話題なので、
ここらでひとつ、さわやかなパリをどうぞ。


翌日!!

スーパーで探すと、ありました。
でもね、昼用、夜用のナプキンがそれぞれ2~3種類と、タンポンも大きいサイズと小さいサイズの2種類しか置かれていなかったの!
こんだけしか種類ないの!?とびっくり。

だって、日本のドラッグストアの生理用品コーナーって、一面ズラーっとものすごい種類が陳列されているでしょ。いろんな企業から、大小さまざまな(サイズ分けがすごいある)、用途に分かれたナプキン、タンポンたちがズラーとあるじゃないですか。
夜用36センチ、38センチ、40センチ、みたいな、センチ刻みで種類が色々あって。羽あり、羽なし。普通の日、多めの日!、特に多めの日!!って。

一方、フランスの生理用品コーナーは、種類も少なく、なんと、

羽なししか置いてなかった。
(がーーん)
(羽あり派)

(他のお店にはあるのかも)

ナプキンとタンポンの種類の少なさについてだけど、もしかしたら「月経カップ」とか「布ナプキン」みたいな、新しい形の生理用品を使ってる人が多いのかなぁ。
スーパーでナプキンを買う人の数がそもそも少ないのか??
実際のところはどうなんだろう。

さわやかなパリ、
もうひとつ挟んでおきますね。

さてさて、買ってみたよ!

今回の購入品は、
①夜用ナプキン(羽なし)
②タンポン
です!
どちらも、フランスのスーパー「Lidl」の自社ブランドのもの。

①夜用ナプキン

Nuit(夜)用。羽なし。

14枚入りで¥229ほど。
値段は日本と同じくらい?

開封してみると…

ばばーん

なんと、
裸ナプキン直入り。

個包装になってなかった!!

自宅用にはいいけど、持ち歩く時どうすんだろw
日本のものみたいに三つ折りにコンパクトにされてるわけでもなく、真っ直ぐピーン状態の”生状態の”ナプキンが入っておりました。

ちなみに裏面はこんな感じ。

夜用羽なし、装着むずない?
まっっっすぐパンツに貼らないと
朝、しっちゃかめっちゃかになってたり。


シールは日本のものと同じで、ちゃんとついてた。

まあーーー、
過剰に包装しないってことなんだろうな。

確かに日本のナプキン使う時、毎日毎日、頻繁に交換しなきゃいけなくて、その度に「ゴミがたくさん出るわなぁ」と思ってはいた。

でも、個包装になってないと、使用後のナプキンはどうすんだろ。
くるくる丸めて、ティッシュでまとめんのかなぁ。
今度フランス人の友達に聞いてみようw


次は、②タンポン!

ナプキンと同じブランドのもの。
普通の日用?

こちらは20本入りで¥519でした。
ちょっと高くない!?日本のはもうちょい安かったような。

開けてみますと…

こちらは個包装の袋ついてました。
よかった。

でもね、この個包装の袋、紙でできていました!!
そして、

タンポンのキャップ部分も、

紙でした!!!

日本のものはこのキャップ部分がプラでできてて、それが当たり前だと思ってたから、ここの部分が紙になる発想がなくびっくり。

気になる挿入時の使用感ですが…

日本のプラでできたものと違って、膣に入れた時の滑りが悪い。日本のものは割とツルッとするっと、簡単に入ってくれるんだけど、こちらは紙なのでやや紙同士の摩擦があり、するっとはいきませんでした。

とはいえ、問題なく装着できます!

まとめ

思ってたより違いがあった!
日本とフランスの生理用品事情。

フランスの生理用品たちは、明らかに日本の物に比べてゴミが少ないし、プラが少なかった。でも、値段は日本のものとほとんど同じくらいだよね。

使い心地とか、持ち歩くときの利便性で言うと、同じ値段なら日本のものの方がいい!って思う人もいるだろうな〜。
私はフランスのものでも十分よかった!
ただ、持ち歩く時にあの裸ナプキンをバッグに直入れはできないね。
(日本ではバッグにナプキン直入れしてた。)

「トイレに流さないでね!」
「亀が死んじゃうよ🐢」のマークが。


そういえば、現在NYに拠点をもつ渡辺直美は「生理用品は日本のものがいい」「日本に帰国した時に大量に買う」と言ってたお。

アメリカの生理用品事情も気になりますな。

9月のパリ、気持ちいいです!


おわり

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