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書くことが浮かばなかったので【近況】

最後に投稿したのは、8月9日。
あれから一週間近く、放置していたのか。

書けなかった理由は、あるといえばあるし、ないといえばない。

仕事をあまり回されなくなったいま、時間や体力が足りなかったなんて事はないし、むしろ余っていたぐらい。

ただ、もう書くことが頭に思い浮かばなかったのだ。
会社に行けばそれに関する事しか考えられないし、家では将来への不安しか浮かばないし、そもそも何を書くのか頭を使う気力がない時だってあった。

毎日似たような事しか書けなくなってきたので「じゃあ、もう、しばらくいいか」と投稿を休んでしまっていた。
私はこんな状況のなか、noteユーザーさんたちの投稿はしっかりと、意思を感じられるものが続いていく。
毎日投稿している方々の継続のパワーに改めて尊敬した、note放置期間だった。


さて、今週は盆で父方の実家に帰るために、平日の2日間お休みを頂いていた。
有給休暇はまだ使える立場ではないので、年に2日だけ使える夏季休暇をフルに使った。もうすぐ会社を辞めてしまうし。

毎年、盆は祖母の小さな商店の手伝いをしている。
クーラーもない蒸し暑いなか、祖母や叔母、姉、母、従妹と交代で店番。

正直、暑さによる不快感は極まりないし、商品の数も種類も多いのに電卓でいちいち計算しないといけないので接客も結構大変だ。毎年、ちょっとかったるいなと思うぐらい。

…ただ、今年はそうでもなかったのだ。

単に台風で、例年よりお客さんが少なかっただけかもしれないが。
あくまで推測で、もう一つ理由が浮かんだ。

「会社でも家でもないから」だ。

会社に行って、お荷物社員として悩みながら、仕事探しながら過ごして働いて。毎日退勤前に日報になんて書くか困って。月の清算時間(労働しないといけない最低基準)まであとどれだけなのか計算して。家に帰ったらぼーっとしつつ眠りについて、また会社に行って…。
休日は休日で、暑さにダレてしまって引き籠ったりして…。

このループから一時的であっても抜け出せた、ちょっとした非日常という状況が、今の私にとって一番幸福を感じられる事だったのかもしれない。

それに、
多少忙しくて面倒に感じる事があっても、いつのまにか時間は過ぎていて、
途中で泣いてしまうほど精神を削られることもなく、
追い詰められることもなく、
ただ「今日も仕事終わった~」という小さな達成感を抱きながら、
寝る前までのプライベートを楽しむ。

盆の間の、この過ごし方こそが、一番平凡で理想的な働き方なのではないか。というか、私の人生はこれぐらいが丁度良いのだ。そんな気がする。

今週は、明日さえ働けばまた土日の2連休だ。
それなのに、「明日が仕事」という時点で、私は会社でどう過ごせばよいかぐるぐると考えてしまっている。

8月末になればその生活も終わるのに。せめて契約期間の9月まで頑張るべきだったのに。会社の本来の就業規則だった、3か月前申請を破ってまで早めてもらったのに、「特例だから、それは分かっておけよ」とまで言われたのに、その期間すら長く感じる。

お荷物で、不届きもののまま、あと2週間近く。
就職活動は、ようやく応募してみたところだけど…。そもそも書類選考が通るかどうか。
あ、それと、会社の人に退職の事を伝え歩かないといけないのだろうか。
退職する日にお渡しする、お菓子もどこかで仕入れてこないと。

…なんて、仕事以外のことならやることが浮かんでくるのだなぁ。私は。

いかんいかん。明日もお荷物で不届き者の社員なりに、勤めていかねば。

野乃

サポートに相応しいnoteを書けるように、サポートに相応しい人物になれるように、今後も努めて参ります。 もしも、万が一サポートして頂くようなことがあれば…泣いて喜びつつ大切に使わせて頂きます!