夢を見た。愛を知らない僕らの不時着。君が　必ず迎えに行くからって　そういってくれたら　そういってくれたら

今日は、今日も、気分の悪い夢を見た。

あの子が夢に出てきた。
はっきりと今日の夢だけは、それ以外は何も思い出せない。

・・・・・・・

ずっと不完全燃焼で消化不良が続く中で　あの子の事ばかりを考えている。

こんな一日中を過ごしているから夢なんかに出てきたのだろう。

やっぱり異常だよ。異常だよ。わかってる。
わかっているけど。話を聞いて。

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夢は気分が悪い。

夢の中のあの子は怒ってもいなかった。

夢から覚めて携帯を見て。
着信履歴も通知履歴も無い画面を見るとウンザリする。悲しくなる。

僕の人生は今までは一体何だったんだろうかと。

僕の朝は怒りよりも、悲しみより、まずは「虚無感」から一日が始まる。

そこに「悲しい」が重なってきて、「切ない」「辛い」と重なってくると、昼過ぎた頃には「怒り」が付け加えられて、最後は「絶句」「絶望」へと変わっていく。


だから何度も言うけど僕は「自分の生き甲斐」とやらも、
存在理由すら失って、否定されているような気になっている　真っ只中。

だから僕らは

「この12年間を思い出すたびに悲しくなるし、もう泣きたくても泣けない涙も出ない大人になってしまったし、だから最期くらいは綺麗にお別れしてよ」

といつも言うの。

お別れに、さようなら、に失敗して、綺麗に終われないと、
一生その記憶や物事は傷として残るだけ。後遺症として残るだけ。

そんな事は、森の中の夢の中のお姫様には、いたって関係ない、お構いない事なんだろうけど。

その綺麗事で引き籠っているお城事、燃やしてやろうか。壊してやろうか。

壊して燃やしてやりたい。僕の悪意の華は、そういえばどこにいった？

そういえば僕の悪の華はどこへいった？？

悪意のままに殺してやろうか。

僕が壊れるなら、僕だけが壊れる前に、僕も君も壊してしまおう。

それがいい。

僕は初めて自分の手で罪を犯し、君は初めて人の愛を知ればいい。

愛を知らない僕らの不時着。

「2021年に起こった事件なのさ。」


by　やるせなきおのビート（ナンバーガール）の歌詞から引用、変換移植

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君が　どこにいても 必ず迎えに行くからって　そういってくれたら　

僕の　夢は叶ったのかな　これは

夢の中　夢の中　

白昼夢　いつだって僕らは　

生きることが　出来たのかな

これはまるでローリング

ストーンズ

終わらない　ネバーエンディング

ストーリーズは語らない　夜は眠らない、

夢は　冷めないし終わらない

だから誰が何といっても　変らない

君如きじゃわからない、だから

君如きじゃ叶わない　夢は終わらない

夢の　夢の中　夢の、また夢の中で　

その夢は悪夢の中だった

譲れない　ここは引かない　想いが　僕らは

ここは地獄だな　

これはいわば地獄だな　これが、地獄だな

生き辛かったな　

君も、お疲れ様

またねって　いえればいいね

またねって　

また寝って。

no10