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蜜柑

アートスクールの木下さんはツイッターをしているらしい。
僕の中のイメージは「皆殺しのキキ」をブログ(日記)を何かで書いていて、アートスクール自体は「休止中」のイメージだ。

これ僕の中の世界のアートスクールのイメージ。
アートスクールは不思議なんだ。

「DIVA」のシングルを買って、その後もアルバムを持っているけど、僕の中でアートスクールは時間や時系列などが存在せず、ただ「浮動(浮遊)して存在し続けるバンド」なのだ。


かおるはアートスクールのファンで、木下理樹の影響を受けていた。
この話も何度も何度もしてきたけれど僕はアートスクールが好きだった。
だから、かおると出逢う前からシングルを持っていた。

彼女が好きだと言うから僕は「アンチ・アートスクール」になった。

僕はかおるになりたかった。
そして、彼女が好きな音楽や男には負けたくなかった。

そんなアートスクールに対してはイメージが僕の中にはある訳で。

木下さんの発言やインタビュー記事や見聞きして得る情報で僕は更に敵意みたいなものを持っている。今でもカッコいいと思っているのに。

木下さんはツイッターをしていた。2010年かららしい。
僕はヱヴァンゲリヲンの映画を見てから、ここnotoに投稿を始めてから、時の流れや時系列を意識するようになった。

「あれから10年か、あれから20年か」「あれから何年が経ったんだろう」

アートスクールのメンバーにはナンバーガール解散後に向井君とアヒトさんが作ったザゼンボーイズに加入する日向秀和がいる。
僕が大学生時代にコピーしたことがあるランクヘッドはナンバーガールのファンらしい。

こうやって繋がるのが凄い僕は好き。

レッチリが新アルバムをリリースする。
僕はレッチリのアルバムを買ったことが無い。
大学生時代に周りがよく聞いていたから好きよ。買ってないだけ。
でも新しいアルバムは買うと思う。

レッチリのデビューから今に至るまでの歴史を知ってる?
僕はちゃんと知らなかった。ジョンフルシアンテがオリジナルメンバーではない事は知っていたし、脱退と再加入を繰り返りているのも、今ではソロでも偉大なギタリストになっているのも知ってる。
でも細かな情報を手繰っていくと、共通項や共通単語はあって、

年齢の事、アルバムの事、亡くなった親友の事、影響を受けたバンドやアーティスト。歴史があるという事。

僕は散文日記でカットアップを使っている。別に隠す事じゃない。
素人の遊びだから自由に好きにやって、カッコ良くならない自分の才能の無さには絶望するけれど、僕は僕の為にロックをやってる。

ナンバーガール解散後、メンバーは色々なアーティストのサポートやプロデュース、各自の音楽を続けている。ナンバーガールの影響はもうナンバーガールだけのものでは無いようなところまで来ている気がする。

僕が大学生の頃、音楽からロックを知り、ナンバーガールと出逢い以降。
僕が好きになったり、影響を受けたり、追い掛けたバンドやアーティストとナンバーガールは何かしらの形で繋がっている。これも歴史だ。
これが音楽や文化や芸術の奥深さや、掘り下げると繋がっていく世界の魅力だ。

そういえば、当時好きだった音楽やアーティストは今どこで何をしているか分からないけどさ。

カッコ良かったロックスターに逢えるかも。

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ウィキペディアだけじゃなくてさ、色々なメディアサイトや媒体を読んでみたり調べて追いかけてみたらどうだろう。

今好きで聴いているアーティストのCDに、もしかしたら君が好きだったアーティストがミュージシャンとして参加しているかも。

ライブを見たら、ステージの上にいるかも。
もしかしたら今そのアーティストのサポートメンバーとして参加しているかも。

もしかしたら新しいアルバムや、昔のアルバムのクレジットに名前が載っているかも。プロデューサーになっているかも。

そんなことばかりよ。僕は。

だから音楽もロックも鳴り止まないの。


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そういえば、向井君のギターで呂布カルマがフリースタイルを演奏しているライブ映像が昔あって見た事があるんだ。

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