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「仮設」空間としてのアジールも「常設」化することで権力となるのかな、なんて話。

 さっき、「アジール・メイキング」なんていうタイトルの本がありそうだ、という思いつきを書いた。

 自分が思いつくということは、誰かが既に書いているはずだと考えて、調べるとこんな論文が出てきた。

 本論がレビューするところによると、アジール論においては家や都市でさえ本来はアジールである説明できるという。つまり国家なり市場なりといった上位の支配権力からの避難空間だったわけだ。

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