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町内会の回覧板にはさまれたチラシとは「リッチコンテンツ」である、という話。

 まちづくり界隈では、「効率化して作業負担を減らそうぜ」という話はずっとなされていまして。その中で、繰り返し出てくる話が、「地域の配り物を電子化しよう」論なんですね。例えば回覧板なんか、メーリングリストなりLINEなりにしたら、いちいち人が配らなくていいし、楽でええやん、という。

 しかし、「繰り返し出てくる」ってことは、「繰り返しポシャっている」ってことで。その理由は色々あるだろうけども、例えば「スマホやパソコンを持ってない人はどうするねん問題」とか「地域団体役員のICTリテラシーが低いよね問題」といったことがよくあがりがちです。

 それらは、確かに原因の一つだとは思いますが、それだけではないと思っていて。なんでかっていうと、「じゃあみんなのICTリテラシーが高まれば紙はいらないってなるか」っていうとならないだろうと思うからで。

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