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「もす」をつけると楽になる

例えばイライラしているとき。怒っているとき。不毛な思考ループのとき。頭を抱えて一人うずくまってしまうような気持に「もす」を語尾につけることをお勧めします。

敢えて声に出してみましょう。「(今の気持ち)もす!」

何故かというと。

日本語は音(おん)にすでに意味が付いています。濁音には強さが、い段(いきしちにひみりゐ)には鋭さが含まれるといった具合です。

音(おん)を重ねた「言葉」はそれ自身が持つ意味よりも、重ねた音(おん)のニュアンスの方が感情に届きやすいのです。「頑張れ」や「嫌だっていってんじゃん」などがわかりやすいでしょうか。意味よりニュアンスが先に届いていることが感じられると思います。

一人思考ぐるぐる状態の時、心の声の語尾に「もす」をつけてみてください。「あー、めんどくせーなー」を「「あー、めんどくせーなーもす」に。「ふざけんなよっ」を「ふざけんなよっもす」に。

「あああああーーーーー!!もす」でもいいです。「どうして?もす。あたし何か悪いことした?もす。もうやだー、もす」とか。

ばかばかしいでしょう?

「も」は間抜けさとため込むような響きがあり「す」の抜けていく感と組み合わせると、ばかばかしくて我に返らせてくれます。さらに、ひたすら「もす」を付け続けていると、なんだか憎めないような笑っちゃうような、「とりあえずこの感情をこね回すのはいいやー」という気持ちが湧いてきます。

バリエーションとして「もすぅ」や「もすっ」「もすーぅ」もおすすめです。

ちなみに楽しいときに「もすっ」を付けるとより楽しくなりますよ♪

あ、一人の時に言いましょう。ひとりの時に。