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名刺代わりの一冊。

職場の同僚に「英語喋れるようになりたいなぁ」とぽろっと話をしていたら「私の友達、ちょっと変わってる奴だけど英語面白く教えてくれるよ。」と同僚がすぐに話をつけてくれてぽろっと話したことから英語を教えてもらえることになった。

そして英語を習うはずで通った人たちのコミュニティーがめちゃくちゃ面白くてあっという間に色々なイベントに参加することになった。笑

この団体のことはまた別で書こうかな。

そんな英語学び仲間の1人から「オンライン読書会しませんかー?」

とお誘いが。

「面白そう!」と思ったものはとりあえずやってみる性格なので勿論、参加することにした。

その第1回目が今日なのだけど、はじめのテーマは

「私の名刺代わりの1冊」

メンバー同士は初めましての人もいるからまずは参加メンバー同士のことを知る、知ってもらう自己紹介も兼ねて、それぞれのお気に入りの本、思い入れのある本、強く影響を受けた本などを紹介する事になった。

これがなかなか難しい。

本を読んでいると、その時々で「もやもや」していたことや悩んでたこと、考えてたことに、ヒントを与えてくれるような何か「すとん」と心に入ってくれる言葉に毎回、出会う。同じ本でも読むタイミングで響く言葉が違ったり。

だからこそ今まで読んだ本で手元に取っておいてあるものはどれも思いいれがあるからとても悩んでいる。そして決まらないまま今日を迎えている。

自分にレッテルを貼る本

自分の性質やら特徴を紹介するなら迷わずこの2冊だ。

摂食障害真っ盛りだった頃、「焦らなくてもいい!拒食症・過食症の正しい治し方と知識」という本に出会った。まさに自分の気持ちを代弁してくれた1冊で「自分の事を書いてるんじゃないか?」と思うくらいだ。今まで「食べないと死んじゃうよ」「食べなさい」としかドクターに言われずそれが出来なくて困っていた。そこに著者の水島広子さんは「拒食」は不安に吹き飛ばされないようにしがみついている「症状」だと書いていて、今まで食べれない事ばかりに注目されしんどくなっていた私に根本の不安というものに気づかせてくれた。そして「治る」の価値観が食べられるようになるではなくその不安とうまく付き合っていくものだという価値観に触れ、「治る」というより「成長」ととらえたら拒食から解放されたいと自分から思えるようになった。私は今でもこの本を読みながら病気とか関係なく対人関係のヒントをもらっている。

もう1つはつい1年くらい前に出会った本。

「敏感(HSP)な人や内向的な人がラクに生きるヒント」だ。

HSPとは「highly sensitive person」の略で「生まれつき刺激に敏感で、周りからの刺激を過度に受け取ってしまう人」のことを言う病気でもなく気質みたいなもの。

私は長時間人といる事がしんどかったり、1日のうちで1人になる時間が必要だったり飲み会などがやがやした場でヒトの会話を聴きとれなかったり、周りの友達がさらっとやってのける事に苦労したりすることがあって生きづらいなと感じていたのだけれどそういう人も一定数いる事を知りだいぶ心が楽になった。

と自分にレッテルを貼ってはなんとなく生きやすくはなってきたけれど、この本たちを紹介しているとだいぶ自分の事を話すことになり長くなるのとエネルギーがいるから今日の読書会は好きな小説とか紹介したいな。

さて何にしようかな。

みんなが紹介してくれる本も楽しみだ。

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