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20220326_ご飯は土鍋で

人生だわ これもめぐりあいなのね ありがとうちゃんと話してくれて


森高千里の「気分爽快」が脳内ループ。ユーミンの次は森高かい。90年代(前半)が止まらない。ど世代というわけじゃない、だけど90年代のJPOPは好きみたい。

いつも休みの日は昼ご飯は抜くか外食・テイクアウトで済ませようとしてしまう。でもなんとなく今日は「そんな甘えた考えはだめだ。てめえの腹の虫ぐらい、てめえで飯こしらえてなんとかしろい」・・勝手に自分の脳内でだれかよくわからんコーチを出現させ叱咤の声をかけてきた。最近散財してるから、財布のヒモしめなきゃと思ってたところだったからな。

ということで、ご飯はちゃんと自分で炊く、おかずも自分で用意すると決めた。決めたけど、今日の夕飯の材料の買い出しにいつもの肉屋に寄ったら、お目当ての生肉の横のお惣菜コーナー。そこに並べられた揚げたてのハムカツに完全に目が釘付けになってしまった。「ハムカツ・・・最近食べてない・・」「ご、ご飯は自分で炊くから・・・」さっきの叱咤はどこへ。全部買い食いは許さないけど、折衷案でおかずは買い、ご飯は自分で用意という結論に至った。ハムカツのプライスカード、値段の横に「ちょっと厚めです」って書かれちゃあ、もう、食べてくださいいって言われてるようなもんでしょ???そうでしょ???

ご飯は今日も土鍋で炊く。が、ここで問題。いつも2人分、2合分の分量・火加減ばかりで作っていたから、一人分、1合分(それでも多いけど)の水の分量は辛うじてわかるけど、火にかける時間、むらす時間をすっかり忘れてしまっていた。前に一度聞いたことあったんだけど・・・やばい、覚えてない。ググるか?いや、ググったところでこの土鍋にベストな回答なんて教えてくれることはない。前の日記にも、すぐ知りたいことググっちゃってんの豊かじゃないわね、ふん、みたいなこと書いたし。

じゃあどうしよう、いっそ炊飯器に逃げるか・・いやいやそんな逃げ許さない。私は腹を空かせてて一刻も早くご飯が食べたい。炊飯器で炊いたら時間かかる。たくさん炊く時は炊飯器でもいいけど、1人分だったらきっと土鍋の方が早い、しかも土鍋の方が美味しい。土鍋だ、なんとしても土鍋でたくんだ。

いやでも、実はわたしは前に土鍋でご飯を炊いたら火をかけすぎて鍋を焦がしたことがある。あの時の洗う面倒さと言ったらなかった。あのときの、このコゲ、本当に全部落ちるのか・・?落ちなかったらどうしよう・・これ夫のなんですけど・・みたいな不安をもう味わいたくない。(結果どうにかこうにかやったらきれ〜にとれた)どうする、どうする・・・。

結局、時間は一旦だいたい2合の時の半分くらいにやってみて、火をかけて止めるタイミングは、鍋を観察して「ここだ!」と思った時に火を止めよう、と腹をくくった。腹括るほどのことじゃない。


ここまで書いて若干飽きてきたので結論いうと、そこそこうまく炊けました!!土鍋ご飯ウメェー!万歳!!土鍋を焦がしてからというものの、私はiphoneのタイマーの呪縛に陥ってたんだとおもう。ちゃんと時間を守らないと、ちゃんときれいにたけない・・・また焦がしてしまう・・・という呪縛。でも、自分でタイミング見て、できたよ、できたよ!

本当はここからが本題だったんですけど、わたしの土鍋ご飯事情にだいぶ文字を割いてしまった笑 いやでもいつもこんなかんじなんだよな。今日はPCからnote書いてるけど、ここに座ってキーボードに手をつけるまで別にこんなに考えてなかった。ただ、書きたいように赴くままやったらこうなった笑多分5年前とかだったら、いろいろ端折ったり、なんとなくきれいに体裁整えたり、短くしたり、わかりやすくしたりでそつない文章作ってたとおもう。だけどそれはもうやめたんだって。なぜって、この動作が楽しいから。読んでる方はそんな楽しくないかもね、ごめんなさい。許して!

とにかく、本題はなんだったのかというと。料理を作る時のレシピに、「15分強火」とか、「5分炒める」とか、レンジで温めるときも「500W 3分」とか、オーブンレンジでも「設定 中で、7〜8分」とか、いろいろ時間を示してくれていますよね?私は夫と同居してから、人様に食べてもらうんだったら「ちゃんとつくんなきゃ」と思ってしまい、かといって料理が元々得意か好きかと言われたらダメな方だったので、アレンジやらアドリブやらなんぞ到底できない、もう既に存在するレシピに書かれたをとにかく守る、それが一番の安全策と思ってしまっていた。もうクックなんちゃらさんとかのレシピを一言一句守って作り、とりあえず物としてはご飯ができたけど、当然そんなことしても料理は面白いと感じないし、ただつまんない作業になっていた。

でも最近、レシピは流し見で、たまに自分で美味しそうだなとおもう味付けなどを少しずつ取り入れたら、なんだか逆にその方が楽しくて気も楽になってきた。もちろん、「あれ、やっぱこれなんかちがうわ・・」な時もある。でも、鍋の中のぐつぐつ加減、土鍋から出てくる湯気の感じ、温めでもレンジの中からのほのかな匂い、など、その時その時のライブ感をもっと楽しんだ方が、結果美味しくできるんじゃん、ということに少しずつ気づけてきた。

マニュアル・レシピはもちろんあるのはいい、だけどそれに囚われすぎてもなんも面白くないんだな、ということ。美味しそう、いいにおい、心地いい音、そんなものに身を任せていった方が心も楽だぜ〜

なんて、思いながら土鍋で炊いた白飯に肉屋のハムカツを一人頬張っていた。土曜の昼。

2022/03/26 16:50

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