「使うのもったいない!」物からせっせと使っていっちゃう話
記事を訪ねてくださってありがとうございます。
素直なおなすです。
幼少期から数年前まで、私はモッタイナクテツカエナイ病に罹患しておりました。
頂き物の食器とか、普段使いのものよりも高級な化粧品とか。
だって食器なんかは使うと汚れたり、壊したりするかもしれないじゃないですか。
消耗品だったらなくなっちゃうし。
と、ずーっと思っておりました。
でも今は違います。
もう率先して使っちゃいます。
考え方が変わったのは、母が父にあげたハンカチがきっかけでした。
父の日のプレゼントとして、母があげたハンカチ。
父は、そんな大切なもの使うのもったいないと、それはそれは大事に大事に、
棚にしまいこんだのです。
父の気持ちもわかる。
大事な物って使えない。
ただ、大事に大事にしまいこまれたハンカチ、何年も経つと使っていなくともほんのりセピア色になるわけです。
父にとってはそれでも大事なハンカチ。
では、あげた側の母はどう思ったか。
大切に思ってくれているのはもちろん嬉しいけれど、使わずにセピア色にするんだったら、使い込んでボロボロにしてくれた方が嬉しいな、と思ったそうです。
この話を母から聞いたとき、私のモッタイナイの視点が変わりました。
使ってしまってモッタイナイ、ではなく、
使わずに朽ちていく方がモッタイナイ、に。
だから、ガンガン使います。
物を使い切るって素敵だな、と思えるようになりました。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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