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うつ病特有の“体調の波”に名前をつけて可愛がって?いる話

こんにちは。素直なおなすです。
記事を訪ねてくださりありがとうございます。

うつ病を患って1年ほどの主婦です。
元地方公務員でした。

うつ病の経験がある方はご存知だと思いますが、うつ病になると特有の体調の「波」がTPOをわきまえずやってくるのです。
本当に困ったものです。

私はこの「波」に名前をつけています。
ご紹介します。

私のメンタルパートナー(勝手に言葉を作りました)、「おばば」です。

私のイメージとしては、「おばば」の姿は『日本昔ばなし』に出てきそうな、ちょこんとしたかわいいばあちゃんですね。

「おばば」がやってくると私は、こんな感じになります。

  • 重力に耐えられていないのでは、と思うほど体が重くなり、猫背になったり、腰が曲がったりする

  • 顔面も重力に耐えられなくなり、目尻が垂れ下がる

  • 思考能力が劇的に低下するので、話す速度がゆっっっっくりになる

  • 歩く速度がゆっっっっくりになる

  • 時と状況によって波の大きさは違うが、体感としては、「タイヤを引きずっている」又は「飛行機の離陸時に感じるGを常に感じている」状態

  • 音が異常にうるさく感じることがある

  • 色や文字や光を見て疲れることがある

  • 聴覚や視覚でぐったりする感覚は、ニコニコ動画のコメントがいろんな色で大量に一気に流れてきて頭が追いつかない!疲れる!の酷いバージョン(伝わるかな?)

おばば、かわいい顔して(私の想像上では)やることエグいのです。

なぜ「おばば」という名前になったかは、なんとなーく想像していただけるかと思いますが、おばばがやってくると、私自身の様子や雰囲気が山姥というか、妖怪みたいになるのです。
自分で言ってて悲しくなります。

お顔は全体的に垂れ下がって『千と千尋の神隠し』に出てくる大根の神様「おしら様」みたいになります。

でも、自分を山姥とか妖怪とか呼ぶのは何だか嫌だし、神様の名前をお借りするのは図々しいにも程があるので、

じゃあこの「特有の感覚」「波」自体をキャラクター化してしまおう!

という流れで「おばば」(私のことを山姥化させる存在的な意味と、せっかくなので親しみを込めて)と命名しました。

命名しましたとか格好つけて言っていますが、気付いたらそう呼んでいました。
でも、込めた意味は最初から変わっていません。

なんとも厄介なパートナーです。
うつ病になってしまった以上は、このパートナーが否が応でもつきまとうので共存していますが(笑)

私の知り合いで、メンタルに不調をきたしている人も同じように名前をつけていて、そんなに珍しくもない話なのかな?と思っていますが、どうなんでしょうか。

今後は、おばばとの付き合い方についても書いていこうかな、とふんわり考えています。
よろしければお付き合いください。

最後まで読んでくださりありがとうございます!


※「体調の波」の命名等について不快に思われる方がいましたら大変申し訳ありません。一個人がうつ病と上手く付き合うために考えた愛称ですので、どうかご容赦いただき、そっと画面を閉じていただけたらと思います。

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