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私が活動する理由

このままでは教育が成り立たなくなります

大分県で1.0倍、秋田県、福岡県、熊本県で1.3倍。これは22年度の教員採用試験における小学校の採用倍率の中でもとりわけ低かった自治体です。

2013年度180,902名から2022年度124,619名。
これは教員採用試験の受験者数の推移です。

https://book.jiji.com/basic/app_guide/app_guide-7324/

受験者数も採用倍率もどんどん減っていっている中で、このままでは教育の質がどうかというよりも、子供たちに教育が提供できない状況になりつつあると感じています。

なぜこのように教員を志願する人が減っているのかは、様々な要因があり1つに断定することはできません。
教員の働きすぎ問題や、職員間での人間関係の希薄化、学校がサービス業化していて地域や保護者から過度な要望があり疲弊するなど、様々な要素があります。

今こそ動かないと

いずれにしても、このままでは良くないのは事実です。
この問題は、教員なら誰でも知っている問題で、文科省も把握していますが、流れを止めることができていません。
例えば、教員の魅力を発信しようと文科省が主導になって取り組んだプロジェクトTwitterで「#教師のバトン」は現場、教員からの悲痛な叫びがたくさん投稿されて大炎上しました。

では、このままこの問題を放置して良いのでしょうか?私はそのように思いません。
不満を口にしたところで、状況は1ミリも動きませんし。

学校の教員や私のように、教育業界に身を置くものだけではなく、すべての人がこの問題をジブンゴトとして受け止めて、自分たちでできることから、あらゆる手段を投じて改善に向けて動き出す必要があるんじゃないかと思っています。

働きやすい環境にするために、制度を変えようとすることはもちろん大事です。でも、それだけではなく、若手が成長しやすい風通しの良い環境を整えたり、みんながよりよく働けるような仕事術を発信したり、先生たちが外部の人と繋がれるようなコミュニティーを運営したり、考えれば何でもできるはずです。

それらの活動は、ひょっとしたら、今の仕事時間内ではできないことが多いかもしれません。
日々忙しく働く中で、さらにプラスして何か活動していくのは、少ししんどいことかもしれないです。

でも、今だけ自分だけで自分の職務を全うすることしか考えずにこのまま過ごしていけば、この問題はより悪化していき、いずれは自分の仕事ももっともっとしにくくなっていきます

ある教育委員会は、先生の魅力を伝えるために、YouTubeライブで発信していました。
ある先生は仕事をDX化するためのノウハウを発信しました。
多くの先生の助けになるように、自分たちのノウハウを本にまとめて出版しようとプロジェクトを立ち上げて活動している先生もいました。とても素晴らしいですことです。

残念ながら、それらは全て対症療法です。
根本的な課題解決になりません。
しかし、体から大量の血が出ている人に対して、絆創膏や包帯を巻いてあげるのは大事なことです。
一人一人が自分だけではなく、他者の為や業界のために何かしらできることを探して活動することが、今とても大事なんじゃないかなと考えています。

私が運営している先生のシェアハウスもやはり対症療法です。でも、少しずつ少しずつ仲間を作り社会変革のためのうねりを起こしていく決意で動いています。

研修業でご飯を食べているので、先生シェアハウスのための活動は仕事時間外でやっています。
私はこの2年間、寝る時以外はずっと活動しています。スケジュールも埋まりすぎで意味分かりません。でも、気づいたからにはやるしかないよねって思っています。何かに導かれるように。

教育から社会を明るくしていきます

学校の先生たちが明るく、楽しく働ける環境をつくり、子供たちにより良い教育を届けてもらえるようにする。子供たちが学ぶことが楽しいって思えたり、教育活動の中で、夢や志を語れるようになってくれば、将来に希望を持てるので明るい社会になるはずです。

私は教育と様々な業界や地域保護者をどんどんつないでいくハブになります。

そして、誰もが「わけわけ」したくなる場をつくり、教育から社会を明るくしていきます。

ご賛同いただける方は、ぜひご連絡ください。
一人ひとりの力はとても小さくできないことが多いですが、仲間をつくれば何でもできます。
一緒に良い未来をイメージして、ワクワクしながら様々な活動をしていきませんか?


枚方市で先生たちが住むシェアハウスを運営しています。

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