猫日記

東京なんて大嫌いよ

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最近の記事

若いな、とか、ダサいな、とか、嫌だな、って感じすぎる年頃

「神様を待っている」を読了後、ある女優が寄せた書評コメントを読んで、後味に、苦虫なんて表現ではおさまりもしない、腐ったタコを噛み切る時の感触のような、捨て忘れていた生ゴミの匂いが2泊3日の旅行からの帰宅後に香る玄関の湿気のような、貧乏臭いSHEINの靴にDARICHのペラペラの服とLADY DIORを合わせている若い女を田園都市線で見かけた時の悲しさのような、通称“嫌な気分”が余計に増してしまった。 それは、久しぶりに読み終わった本がドストエフスキーや、中島敦や谷崎でも学問

    • 何が愛かは知らないけどこれが愛じゃないなら何が愛なのかは死ぬまで知りたくない

      ってタイトルのエッセイをそのうち書きます。タイトルだけメモ。

      • 値下げおじさんぶった斬るeveryday

        こうなりたくない、ばっかりで、こうなりたい!があんまり無くなっていくのが大人になることっぽい、かも。 私、これ、高いねって買い物中に言う人、嫌い。高いことには理由があるの。それがバカをぼったくりたいからなのか、良い原材料なのか、広告なのか、理由は色々だけど。高いけどあんまり質が良くないものを買っちゃうのは当人か、当人を教育してきた親の責任じゃんね、基本。高いけど、良いものは買いましょうって言う良い親はだいたい教育とフォーマルウェアとお箸にはお金を惜しまないのだ。それが、学で

        • ロキのSeason2を見たらFreewillについて語りたくなった

          ME%の絶対に大した原価率でもないリボンの髪飾りとか、あべのキューズモール(絶対大阪市内住みじゃないとわからないけど)のオリンポスで買う必要なんて全くないペンケースを沢山ストックして、毎週違う筆箱で中受の塾に通う、鶴橋から上本町までのたった近鉄で1駅分しかない定期券は通学用じゃなくて、通塾用だった。 メゾピアノとポンポの服を着れない子は、ピンクラテとラブトキの新作を着るけれど、ニコモの店頭プロモーションのおかげか、ナルミヤインターナショナルの服より何倍か高価に見えて、10歳

        若いな、とか、ダサいな、とか、嫌だな、って感じすぎる年頃

        • 何が愛かは知らないけどこれが愛じゃないなら何が愛なのかは死ぬまで知りたくない

        • 値下げおじさんぶった斬るeveryday

        • ロキのSeason2を見たらFreewillについて語りたくなった

          雑記

          私、なんでも自分の責任にすることが得意。思ってなくても、そう思い込むように自己洗脳することも得意。誰かに嫌なことを言われたら「嫌なことを面と向かっていってもいいと思われるレベルなのか、私は」と素で思う。裏切られたり、傷つけられても「私が裏切られるだけの関係性しか構築できなかったのか」と思う。自分の周囲にいる人間の平均値が、自分の実力、だと思うことにしている。多分、ビジネスをする上ではそういう考えはおそらくまあまあ、正しい。取引先も顧客の質も、自分の鏡だから。会社は私の精神的な

          ぬーー

          キヌア、食べすぎた。いつ死ぬかわかんないんだから、美味しいものだけ食べたい。明日死ぬかもしれないし、明日運命の人に出会うかもしれないから、できれば可愛い服を着ていたい。死体に全身白装束なんていや、Chanelも嫌だ、なんか適当に死んでたけど、偶々きていた服が可愛かったからそのまま棺桶に入れちゃいました、あしからず、みたいな服がいい。

          下書き

          お風呂上がりで、Lululunのパック中で、妹の学生寮には少し似つかない雰囲気のFrancfrancの大きな女優ミラーに映る、パックの上からメガネをかけるという今世紀最大の横着をかましている私の、顔は、別に可愛く、ない。 造形が、とかって文句を言いたい。女優みたいなアンニュイな顔に生まれなかった自分の顔に文句を言いたい。私の顔を可愛いという男をずっと疑って理解できない性分を自身に植え付けたこの根性を、憎みたい。中途半端な可愛い、で、人生ビッチを公言していた慇懃無礼で世間知らず

          友達がいないけど不幸ではない

          足取りが重いことも、60分を超す公共交通機関での移動が億劫なことも、Bruno Marsは全部吹き飛ばす。浜松町から大門に乗り換える狭間の7分間の徒歩移動、A5出口を経由して階段を降りながら都営大江戸線に乗るまで。頭上の標識を眺めながら歩く私の潜在的な意識はBEYOONSのデビュー曲について考えているけれど、脳裏のメロディーはRunaway Babyに支配されている。怒涛の連続東京ドーム公演は、浪費だったか、ギャンブルだったか、何かしらの理由でとてつもない借金を負ったからだそ

          友達がいないけど不幸ではない

          脱・噂の君したいねって無理な目標

          『噂とちょっと違う君が、わかってくれる、忘れられないの』って歌詞に魅了された中学2年生、当時14歳。比較的古い型番になってしまったiphoneで深夜のネットサーフィン中の私が、ボカロ厨から邦楽に音楽の軸足を移した転機。当時好きだった男の子が、典型的な面倒な厨二病にかかっていて、そのイタイケなバカ具合が好きだったから、彼が私にとっての『君』だったし、彼は実際に私のことを『わかってくれ』ていたような気がする、たぶん。でも私が好きだったのはきっと『噂の君』であって、『君』じゃなかっ

          脱・噂の君したいねって無理な目標

          殴り書きvol.0?

          人間って最後は何処まで行っても、孤独だから。 私が中学生の頃、家出したり、虐待されてたり、学校で村八分にされたり。そういう事実をみんな「私が強くてすごくて賢い所以の大したことないこと、想像もできないししたくないし、苦労話っぽいからヤバいな大変そうだな、とは思うけどそれ以上でも以下でもないただの他人の話」としか捉えないくせに、とずっと思っているし、今日も思わされた。 そういう今の“私”を表層的にだけ、インスタとSNSとサービスと経済的な生活水準のキラキラした部分だけを切り取

          殴り書きvol.0?

          黒魔女さんのシンデレラになりたい

          綺麗は汚い。 汚いは綺麗。 ずっと友達はあまりいない子供だった。小学校の3人の女子グループで、図工の教室へ移動する休み時間。偶々、真ん中の立ち位置に立って私が歩く時には、私は学校の廊下の幅の都合で少し後に下がらないといけない。残り2人の友達の背中が見れる位置にいる私を“周りのクラスの有象無象の奴らからどう見られているのか”が一番の関心事だった。3人の中で私が3番目の序列だと思われたくなかった。学校の帰りに私を何の悪意もなく偶然に予定の都合で置いて帰る2人のことを、“私の知り

          黒魔女さんのシンデレラになりたい