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災害時でもおいしく食事をするための「防災クッキング」のアイデア12選

地震や豪雨など、日本は災害に見舞われることが多い国です。みなさんはどのような備えをしていますか?

私は以前、料理を教えてもらっていた方から、アウトドア知識などを活かした防災クッキングの考え方を教えてもらいました。災害時でもおいしくご飯を食べられるような色々なアイデアを教わり、実際に普段の生活の中で実践してみて役立ったことを今回まとめてみました。
普段からどのような備えをしておいたら良いかのヒントになれば幸いです!


防災クッキングとは

  • 災害時でも少しでもおいしいご飯を食べたい(事前準備が重要!)

  • 保存食もスーパーの普段の買い物
    → 普段から購入して、普段から使う
    → 賞味期限を気にしなくて良い

  • 普段から、カセットコンロを使ったり防災クッキングしておくと、いざという時に困らない

という考え方です。

防災クッキングのちょっとしたアイデア

具体的なアイデアを紹介していきます。

食事のアイデア

【1】ちょっと美味しい、ちょっと高級なレトルト食品もいれておく

防災用の食事でも少しても和むことができて楽しめるような、美味しい!ちょっと贅沢かも!と思うレトルト食品を入れておきましょう。

【2】コーヒーやおやつなど、気分転換できるものも少しいれておく

お菓子やコーヒーといった嗜好品も大事です。ぜひご自身が好きなものを入れておいてください。

【3】スキムミルクがあれば、ミルクティーもできる

スキムミルクは粉なので日持ちしますので、備えの中に入れておくと良いと思います。

道具の工夫

【4】カセットコンロは普段から使っておくべし

カセットコンロをお持ちの方も多いと思いますが、普段から使っていますか?いざというときにすぐに使えるよう、普段から使っておくようにしてみてください。

【5】オーブンシート(クッキングシート)を活用

ラップやアルミホイルは防災グッズの中に入っている人は多くても、オーブンシート(クッキングシート)が入っている人は少ないのではないでしょうか。
オーブンシートは繰り返し使えて、通気性も良いの重宝します。この後に具体的な活用方法をを説明しますので、そちらも参考にしてみてください

【6】お皿がなくても大丈夫!紙箱とラップで対処

お皿がない場合は、何か折れる紙を探しましょう。昔折り紙で箱を作ったことはありませんか?紙箱を折って、ラップを被せればお皿として使うことができます。
紙箱は簡単に作れますので、一度追って作っておくと安心です。

【7】保温水筒、スープジャーを活用しよう

保温水筒、スープジャーは調理もできます。
例えばインスタントスープ+ショートパスタ+ドライカット野菜を入れて熱湯をいれて待てば、完成。火を使う時間を短縮することができます。

具体的な調理アイデア

【8】レンジが使えないときの水を使わないパックご飯の食べ方
フライパンに先ほど紹介したオーブンシート(クッキングシート)を広げ、パックごはんを出して温めます。

この方法だとフライパンが汚れず、洗い物も出ません。

【9】白米をおいしく食べるレシピ例

パックご飯と以下の材料をビニール袋にいれて混ぜて焼くと、焼きおにぎりのようにおいしく食べることができます。焼くときに醤油を少したらしてください。

・パックご飯
・鰹節
・ドライカット野菜
・白ごま
・卵(ないときはちょっとの水と小麦粉)
・塩少々

【10】鍋でご飯を炊く

お米はできれば無洗米を用意しておくと水の節約になります。
お米を測るものがなくても大丈夫!お米を測った容器で、お米と同じ分量+ちょっと多めの水で炊けばOKです。

炊くときになめたけやドライカット野菜を入れると炊き込みごはんになります。
ぜひ普段からお鍋でご飯を炊いてみておくと良いと思います!

【11】1分で茹でられるパスタ

作り方は簡単。
パスタを4時間~5時間水に浸し(ポリ袋でOK)、その後1分間ゆでるだけです。

このアイデアは普段からも使えて、冷蔵庫なら3日程度もちます。水気をとって冷凍することも可能です。ぜひ試してみてください。

【12】缶詰以外に揃えておくと良い食材

普段からスーパーで買って、使っておくと賞味期限を気にしなくて良いですし、味もわかった状態で使用することができます。
月に1度、防災用の食材をスーパーで探してみるのも楽しいです。

おすすめ食材は以下。
・ドライ野菜
・桜エビなどの乾物
マッシュポテト:お湯と混ぜるだけでマッシュポテトに
顆粒のシチュー:好きな分量だけ使える
紙パックのコーン:日持ちします

スーパーの色々な売り場を探索してみるのも楽しい!

最後に

今回このnoteを書いてみて、改めて普段からの備えが大事だなと感じました。これからもこれらのアイデアを普段から実践することで具ていくようにしたいです。

最近、東京都から「東京くらしの防災」と「東京防災」の改訂版冊子が届きました。
冊子がなくても、以下ページからデジタルブック版・PDF版・電子書籍版で閲覧が可能ですので、ぜひ手元にダウンロードして一読しておくことをおすすめします。


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