SSWおじさんのありがたみ。
シンガーソングライターおじさん。
女性シンガーソングライターの追っかける中年男性。追っかけ、て。そもそもシンガーソングライターおじさんって呼び方があんま良いイメージ湧かないよねぇ。ただの「ファン」でええやん…でもちょっとしっくりきてしまうから仕方ない。。
終演後の物販席でお話ししたり、イメージに応えるためにキャラ作ったりそんな自分にうんざりしてしまうことが、、私はたまにありました。
なんか当時のみんなと自分にごめんなさい。
もっと若い女性や同世代の人にも聞いてほしいのに、おじさんばかりのイベント会場に来てくれないかもしれない…とか。
私は初めからスッと受け入れられる素直な女性じゃなかった。売れてるわけでもないのに、本当おこがましい悩みでした。ファンを大切にしないでファンを増やせるわけないじゃん。まじで音楽の神様に土下座もん。。。
結局のところ幅広い層に聞いてもらいたい、なんて思うのであればそれ相応の曲を作らないと意味がない。辞書も引きまくって本も読みまくって、失敗して、誰に向けて発信したいのか、なりたい自分を常に見つけていかなくちゃ、おじさんどころか誰も聞いてくれない。
音楽だけじゃなくて平行して出演する場所、発表する場所、見た目やコンセプトも探し続ける。
結果は少しずつ着いてくるハズ。たまに方向性がブレたって良いじゃん。でもコレダ!と思ったら真っ直ぐ書き続ける。
本当努力次第。
大変よね…
心しょっちゅう折れる。
説得力なくて申し訳ないですが、私がバンドやソロ、ユニットで音楽活動を続けてこれたのはおじさんに限らず、ライブに来て応援してくれた人がいたからだ。ノルマだの物販の売上だの金銭的なことよりも、「楽しみにして来てくれる」これだけでパワーが出る。やりたいって思う。応えたいって思う。努力出来る。続ける気力を保てる。
心の底からそう思えるようになって、音楽もライブも変わったと思う。
シンガーソングライターおじさんがなんだっていうの。彼らだって最強の味方であり応援してくれるイチファンなのだ!
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