アイルランド留学【7日目】:できることからやる

目的を果たすための会話(何かをお願いしたり、情報を確認するなど)は意外と問題なくできていますが、いわゆる「おしゃべり」は難しいですね。

また、語学学校で他の生徒と話すのは、お互いゆっくり喋るので理解できますが、ネイティブの話す速度は早くてなかなか聞き取れません。あと多分アイルランドは訛りもあるような気がします。

だからこそ、語学学校よりも、どちらかというとホストファミリーの元に帰宅してからが本番だというような感じです。ネイティブに対して、特に目的のない「おしゃべり」をする時間はなかなかしんどい。

正直、ゆっくり話してくれないとホストファミリー達の話は全然聞き取れないので、普通にしてたら会話になりません。質問をしても、その回答が聞き取れないので変な空気になってしまう。

そこで考えたこの状態での最善の策は、「こちらから勝手に今日の出来事を話しまくる」ということです。

まず、ホームステイ先で最も避けなければならないことは、「こいつ全然喋らないし、何考えてるかわからなくて気味が悪い」という不信感を持たれてしまうことです。大げさですが、コミュニケーションを取らない、ということは、人の印象をそれくらい簡単に下げてしまうものだと思います。

積極的にコミュニケーションを取りたい、印象を良くしたい、だけど言葉のキャッチボールができるほどの英語力はない。

だからこそ、その後の会話が続くかどうかは別にして、自分で自分の話をするという手法が効果的だと思いました。一人でいる時間のうちに、話したい内容をスマホにメモして組み立てています。

第一に、無言でいるよりは「良く喋って明るいやつだな」という好印象は持ってもらえると思います。ホストファミリーによるとは思いますが、留学生の受け入れをしている時点で、だいたいの人は留学生とのコミュニケーションを期待しているとは思うので、そこの期待にまずは応えることができます。

第二に、意識的に難しい文法表現にもチャレンジできる、ということもあります。普通に生活する中では、自分が使ったことのある表現や口に馴染んでいる言葉しか話せないため、そのままだと英会話力は向上しないのではないでしょうか。あらかじめ、話す内容を組み立てて、使いたい表現が実践できるようにします。今日は「should have (〇〇すべきだった)」を使ってみました。一度口にすると、身についたような気がします。

そして、最後に、その後の何か質問されてわからなくても、そこまで気まずくない感じがします。そもそもその話題を提供したのはこちら側で、何となく主導権がこちらにあるような状態になるため、たとえ質問が聞き取れず何となくな相槌を打ったところで、相手に対する申し訳なさがあまりありません。(あくまで感覚ですが笑)

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そんな感じで、限られた武器を駆使して何とか留学生活を充実させようともがいています。上記の例も、自分の話を手放しで楽しそうに聞いてくれるホストファミリーがいるからこそ成り立つので、状況が違ったらまた別の方法を考えなければならなかったかもしれません。

もっともっと積極的に会話の渦に飛び込んでいった方がいい、という意見もあるかもしれませんが、バランスも大事だと思います。素振りもうまくできないのに、いきなり150kmの球を打とうとしても、上達するどころかむしろトラウマレベルに自信を喪失する気がします。

自分の現状を良く把握して、徐々にレベルをあげていきたいですね。




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