50年前の「新曲」

Spotifyが好きだ。

ロックからブルース、ファンク、ジャズとジャンルを飛び越えていろんな曲を聴くことが簡単にできる。好きなアーティストの傾向から、オススメのプレイリストを作成してくれるのもよい。

今までは知らなかったけど、自分好みな曲がまだまだ世の中にはたくさんあることに気づく。いい曲に出会えた瞬間のあの喜びは何とも言い難い。

世に出たのは60年代だったとしても、初めて聴いたならば、それは自分にとっては「新曲」だ。そう思うと、世の中にはまだまだ「新曲」が眠っている。

音楽も含めて、古典とか昔の作品を楽しむのはちょっとジジくさいと思っていた時期もあったが、やっぱり、長い時を経ても残っている作品は本当に素晴らしい。

そして、そんな作品たちをお気軽に「新作」として楽しめるとは何と贅沢な時代な生まれたことだろう。

そういう味わい深い楽しみもどんどん身に沁みて感じられるようになるのが、年をとる醍醐味なのかもしれない。


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