「ひとりごとスピーキング」を試してみるよ :アイルランド留学【26日目】

英語学習の新しい試みをまた今日から始めることにしました。

名付けて、「ひとりごとスピーキング」です。

その名の通り、ひたすら英語で独り言を言って、瞬時に文章が組み立てられるように練習するという方法です。

はたから見たら滑稽ですが、自室では特に問題ないですし、街を歩きながらでも、イヤホンしてれば電話しているようにも見えなくはないので、悪くはない手法だと思います。

この手法を思いついたのは、「英語でコミュニケーションをとる」ということを改めて分解して考えたところからでした。

【基本的なコミュニケーションの流れ】
①相手の言っていることを聞き取る
②意味を理解する
③返答や自分の意見を考える
④文章として組み立てる
⑤声に出して伝える
(①に戻る)

自分の発言が先か後かで順序は変わりますが、この流れを繰り返すのが、コミュニケーションをとるということだと思います。

「実際に人と話す」というのはこの一連の流れを全て通してやり続けることなのでもっとも効果は高いと思いますが、自分の活動時間を全て誰かと話をすることに費やすのは、いくら留学先であっても難しいです。

そうなると個人で勉強する際にはそれぞれのパートを個別に練習することになります。①、②は単純にリスニングをすればいいので、映画やらラジオやらTEDやら教材はいくらでもあります。一番勉強しやすいところなので、日本にいる間はだいたいこれをやっていました。

そこで圧倒的に不足してくるのは③、④、⑤の部分の練習です。当初は誰かと会話しないと身につかないんじゃないかと思っていましたが、分解して考えると、「自分の意見をまとめて組み立て、声に出す」ということ自体は一人でもできます。最終的にそれを誰かに伝えるか否かの違いであって、やってることは相手がいてもいなくても変わりません。だからこそ「ひとりごとスピーキング」です。文章を組み立てることに想像以上に苦労しているので、ここで足りない経験値を一気に埋めていきたいです。

ひとりの時間の大部分をここに費やし、学校や飲み会で、実践を重ねていけば、短期間で成長できるんじゃないかと思います。

毎日仮説、実証を繰り返しているので、うまくいかない部分の方がたくさんありますが、ここで失敗しても何も失うものはないので、どんどん試行錯誤していこうと思います。

明日もがんばるぞ。

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