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さーっと見る

※ブログから引越してきた記事を編集しました。

美術館に行くのが好きです🖼
美術館に行くと、展示作品たちをさーっと見ます。

じっくり見るものなんじゃないの?
と、思う人もいると思います。

いや、誰よりも私が思ってました。
私も美術館に行ったらひとつひとつの作品をじっくり細かく見るのが正解なんだと思ってました。
けど、その時の私って美術館に行くことが好きなんじゃなくて、「美術館に行って作品をじっくり見る、美術や芸術にも傾倒のある私」になりたくて、それでじっくり見てただけでした。だからあの時見た作品をほとんど思い出せません。だってあの時の私は作品じゃなくて「作品を見てる私しか見てなかった」のだから。

趣味やこだわりを持ってる自分になりたかったから、それを目指してたんだけど、いつまでたってもボタンかけちがえてるような感覚だし、明らかに大きさが違うスペースに無理矢理モノを押し込んで、ちょっと、いやかなりはみ出てるのに「ほら、ピッタリ✨」と言い張ってる感じ(どない)。

今はあらゆる物事から色々ふっきれたし、もともと飽きっぽい性格でせっかちでもあるから、ひとつひとつじっくり見れないし、見なくていいと思ってます。
私は美術館に行って、作品はさーっと見るタイプ。ただそれだけ。

ひとつひとつ順番にじっくり見ていくのも良いと思うんだけど、人が沢山なところでガヤガヤしてる中、美術作品も見て…と、せっかく見にいったのにむしろ疲れてしまったこともあります。
人が集まってる人気作品は全体的に見れるまで待ったりするし、自分のペースや歩幅で歩けなかったり。帰りの電車で疲れたなーって思ったり。

さーっと見てると楽しんでない、味わってないような感じもしますが、ほんのり灯った明りの暖かさとか、空間と作品の生み出す空気も含めて感じ取るものがあって、なかなかいいもんです( ˘ω˘ )

見ていく中で「あ、これ好き」と思ったものはじっくり見ることもあります。そこで色の重なりを見たり、移動して見る角度や距離を変えてみたりとか、そこでじっくり見たりします。さーっと見るようになってからの方が、見たときの印象や感想をメモしたりnoteに書くようになりました。

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☝️この記事、またブログ記事を大幅に編集したものなのですが、もともとは以前に書いた繊細になりたがりな自分の記事に書いた一部でした。

ブログに公開してた時は感覚のことについてのエピソードやらなんやら、つらつら書いていたので、消した。

その「つらつら書いていたもの」の一部です😇

過去の自分にはやたらと「なりたがりな自分」「こうだと思い込みたくて仕方ない自分」がいて、まったく…😇という気持ちと、あの時必死で何かを探してもがいてたよねぇ…という複雑な気持ちになります。

あの時使った時間とお金が今の私に戻ってきたら超がつくほど有効活用するのにな、としょっちゅう考えます笑
それもまた人生( ˘ω˘ )

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