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マーケティング・事業開発で大切な提供「価値」

こんにちは、kikiです。
今回は、新規事業のアイディアを考え出しているとき、マーケティング戦略を考える上で大切だなと思った「価値」についてお伝えします!


そもそもサービスとは?

とてもシンプルなのですが、
困りごとを抱えている人」と「困りごとの解決策」を解決するものです。
そこに価値が生まれ、対価としてお金になっていくものがサービスです。

つまり「サービスとは、価値を提供するもの」のことです!

価値ってなに?

サービスとは?にも出てきましたが、サービスは理解できた、そもそもサービスとは何かはわかっていたが、
価値といわれても、それは人それぞれじゃない?と思う方もいらっしゃるのではないのでしょうか?

大きくわけると2つの価値が「機能的価値」「情緒的価値」があります。
それぞれどういうことなのでしょうか?

機能的価値とは?

機能的価値は、製品やサービスが提供する機能や能力に焦点を当てたものです。これは、製品がどれだけ便利で実用的か、またサービスがどれだけ効果的かといった点を指します。

例えば、スマートフォンの性能や使い勝手、耐久性はその機能的価値に関連します。また、あるサービスが提供する解決策が効果的であるかどうかも機能的価値の要素です。

情緒的価値とは?

情緒的価値は、製品やサービスが私たちの感情や心理的な面に対してもたらす影響を指します。これは、製品やサービスが私たちの幸福感、安心感、愛着、満足感などの感情にどのように貢献するかを意味します。

例えば、高級ブランドの商品を購入することで、誇りや喜びを感じることができるでしょう。また、特定のサービスが提供する体験が、心地よい感情を引き起こすこともあります。

直近多くのサービスは情緒的価値が謳われていることがあるかと思います。ただし、どちらかの価値だけを提供しているのではなく、多くのサービスはこの2つを組み合わせています。
次はその事例と

2つの価値の組み合わせ

情緒的価値×機能的価値のメリット

2つの価値を組みわせることでのメリットはどういうところにあるのでしょうか?
今回は3つご紹介します!

1. 購買意欲の向上
 
情緒的価値と機能的価値の両方を提供する製品やサービスは、購買意欲を高めることができます!
情緒的な価値は消費者の感情に訴え、製品に対する愛着や好感を生み出し、機能的価値は製品が解決する問題やニーズに対して具体的な利益や効果を提供することができます。
これらの要素が組み合わさることで、お客様は製品に対する興味を持ち、購買意欲が高まる傾向があります。

2.ブランドロイヤルティの向上
情緒的価値はサービス/ブランドとの感情的なつながりを形成し、一度購入したお客様がサービスに対して忠誠心を持つ理由となります。
一方、機能的価値は製品やサービスの実用性を評価し、何かしらの課題を解決したいというときに想起されやすくなります。
これらの価値を組み合わせることで、サービスロイヤルティが向上します。顧客は感情的な結びつきを感じつつ、実用性によってブランドを選択し続けることを期待できます!

3.競争力の強化と差別化
ものやサービスが溢れているといわれる昨今。
多くの競合他社が存在し、似たような製品やサービスあります。
2つ目に近いのですが、感情的に魅力的な製品やサービスは、消費者に深い印象を残し、サービスを特別な存在として位置づけることができ、競争環境において優位性を築くための重要な戦略の1つとなります。

メリットもわかったところで最後に事例をご紹介します!

情緒的価値×機能的価値のサービス事例

1.Apple
iPhoneは美しいデザインと高品質の素材で作られており、ユーザーに高い感情的な満足感を与えてくれています。
そして、直感的なインターフェースや豊富なアプリケーション、優れたカメラ機能やパフォーマンスにより、使いやすさと便利さという機能的価値を提供しています。

2.MUJI(無印良品)
MUJIは無駄のないシンプルなデザインや機能性を重視した製品を提供しています。これにより、製品は美しさと洗練された印象を与え、感情的な価値を持つとともに、機能性に優れた実用性を提供しています。例えば、シンプルなデザインの収納家具は、さまざまなインテリアに調和し、空間を整理する役立っています。

機能的価値×情緒的価値

まとめ

今回は、マーケティングや新規事業開発をやっていて大切だなと思った2つの価値「情緒的価値」と「機能的価値」についてお伝えしました。
この2つを掛け合わせることでお客様がサービスを購入し、継続利用していただける理由を作ることができ、サービス提供者・お客様ともにHappyになれると思います!

この価値を元にマーケティング戦略や新たなビジネスを私も生み出していけたらと思っています!



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