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#3 動画編集にすべてをかけた3ヶ月

Nomad Universityへようこそ!

世界を旅するデジタルノマドのあきな(@beakinaself)です。

わたしは旅の途中で出会った世界中のデジタルノマドにインタビューして、彼らが旅の途中で遭遇した「とんでもない体験」や「おもしろい体験」などをお伺いしています。彼らの非日常体験はとってもおもしろいので、興味あるひとはぜひこの記事を読み進めてくださいね。

📌 この記事はApple Podcastで英語音源を聞くこともできます。
音声をバックグラウンド再生しながら記事を読むことで、英語のトレーニングにもご活用いただけます。

前回の記事では、言語の壁で挫折を経験したパワンが日本語を学び、再びフルタイムの仕事を見つけるまでのお話を伺いました。転んでもタダでは起きない精神は彼の強みだと思います。

仕事をする一方で、動画編集にどんどん夢中になったと言っていました。

第3回目の連載である今回は、仕事をしながらどうやって動画編集を続けていたのか、YouTuberとして収益化するまでにどのくらいかかったのか、質問していきます。

本インタビュー記事では、5回の連載でお届けしています。

#1 コンビニバイトから転身したインド人YouTuber
#2 仕事をしながら動画編集に没頭
#3 動画編集にすべてをかけた3ヶ月(今この記事を読んでいます)
#4 YouTuberとして生きるための試行錯誤
#5 後世に伝わる究極の動画を作りたい

この記事の目次は以下の通り。

1.明日死ぬなら動画編集者でありたい

パワンはいまの理想のライフスタイルを実現するために、相当な努力をされてきたと思うのですが、ホテルで働いたあと仕事を辞めてYouTuberになったんですか?

YouTubeは動画編集をはじめたときにチャンネルを開設しました。
はじめは、私が幸せで人生を楽しんでいることを家族に伝えるためのメッセージのような動画をアップロードしていて、徐々に友人や家族が見てくれるようになりました。

それから、100人、200人、400人とチャンネル登録者数が増えていったんです。

この頃私は、ホテルで皿洗いをするように言われ、来る日も来る日も毎日8時間ひたすら皿洗いをする生活をして気が滅入りました。

その時に、もし動画編集に8時間使えるのなら何が作れるだろうか、皿洗いよりもいい時間の使い方ができるのではないか、と考えるようになったんです。そして、もし明日死ぬとしたらと考えると、絶対に皿洗いで死ぬのは嫌だなと。

そこで私は勤務中の隙間時間を見つけ、わざと体調が悪いフリをして病院にいきたいと伝え、ホテルを抜け出しました。もちろんホテル側には病院にいく許可をもらいました。

でも、そのまま二度とホテルには戻りませんでした。
もう耐えられなかったんです。

大胆で思い切った行動ですね。

はい。ホテルから何度も電話がかかってきて、何があったのか聞かれましたが、まだ病気が治っていないから出勤できないと答え続けました。

診断書を持ってきてとも依頼されましたが、私はそこから一切の連絡をブロックしました。

2.仕事を辞めて3ヶ月動画に集中した結果

辞めて後悔はしなかったんですよね。その後はどのように過ごしたんですか?

安定した収入はなくなりましたが、何とかして動画でお金を稼ぎたいと思って3ヶ月間動画を作り続けました。

自分の中の何かが「動画を作れ」と言ったんです。

自分ならやれる!と思ったんですが、3ヶ月努力した結果まったく何も起こりませんでした。

なにも起きなかったんですか・・・!
その後はどうしたんですか?

さすがにまずいと思って別の仕事を探しましたね。

良いタイミングで仕事が見つかって、有名な時計ブランドでセールス&マーケティング担当の役員として働くことになりました。

ホテルのフロントとは全く違う分野ですね。
それと同時にYouTubeへの動画投稿は継続していたんですね。

そうです。
会社で8時間〜10時間働いて、家に戻ってから動画編集をしていました。
2つの人生を歩んでいるような気分です。1つは私の生活を支え、もう1つは私の夢を支えているという感じです。

3.努力が報われチャンネル収益化

ハードワークですね。
さきほど「明日死ぬとしたら」という問いがありましたが、どう思っていたんですか?

過労で死ぬかもしれないとは思っていました。

でもそんなある日、私のYouTubeチャンネルが収益化することに成功したんです!

おお!素晴らしい!努力が報われたんですね。
YouTubeを始めてからどのくらいの期間でしたか?

収益化まではほぼ2年かかりました。

会社で仕事をしているときに、突然メールで収益化された知らせを受け取り、思わず泣いてしまいました。

本当に収益化したのだろうか?と疑いましたが、私が作った動画に誰かがお金を払ってくれるということにとても感動しました。そして自分はやれるんだ、大丈夫だ!と、言い聞かせました。

これまでの努力を思うと本当にうれしい瞬間ですね。その様子が想像できます。

4.趣味から本業になったYouTube

パウンにとってはじめは動画編集は趣味でしたが、YouTubeのチャンネル登録者が増えていくにつれて、趣味にとどまらないとても大事なものになっていった様子が伺えます。

収益化したときの感動は計り知れません。努力が報われて本当によかったです。

次回は、YouTubeが収益化するも生活のために働く必要もあったパワンに、仕事とYouTubeの両立方法について聞いてみたいと思います。

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