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外資客室乗務員最終面接を振り返る: EY,QRを受けて。


接客経験はプラスだけど必須ではない

2023年はカタール航空、エティハド航空の客室乗務員の最終面接を受けましたが、結果は実りませんでした。
通知を受けた後の分析で、自分なりに落ちた原因として
・接客経験が足りないこと
・Groomingを改善できること
があげられると思っていました。だから、カフェのホールをやめ、もっと類似した接客の経験を増やそうと、今週は空港ラウンジのバイトの面接に行こうと思っていました。

しかし実際に合格した友人の話を聞き、フィードバックをもらったところ、
・会社によっては接客経験は必要としない。実際いろんな業界出身者が採用されている。
・重要なのは自分の経験について具体的に語ること
と言っていました。

なるほどと思い、中東各社の応募要件を確認したところ、エミレーツは1年の接客経験を必要としているけれど、
EY:
Able to inspire our guests through innovative hospitality
Comfortable to work irregular hours and on a roster

  • Positive, confident, flexible and friendly

  • Passion for travel and adventure

  • Can adapt to new people, new places and new situations

  • Thrives in a fast-paced and changing environment

  • Excellent personal presentation, style and image

  • Ensure onboard safety and follow all procedures

QR:
Exceptional interpersonal skills

  • Passion for service and an ability to work as part of a multicultural team

  • Excellent health and fitness

https://www.qatarairways.com/en/careers/customer-experience/cabin-crew-recruitment.html

など、接客経験はmust haveではないんですね。

大切なのはクリエイティビティと臨機応変さ

今まで「客室乗務員になるために絶対に接客のバイトをしないと」と思い込んできたけど、どんな職種を選ぶかよりも、職種の中で自分がいかにキャビンクルーとして必要とされている素質を培うかが大切なのだと思いました。機内では何が起こるかわからないし、そういう状況でも臨機応変さを持ってチームワークで対応していくこと、初めて会うお客様やチームとも円滑にやり取りできるコミュニケーション能力が必要だと思いました。
あと、「今までした最高のサービスは?」と聞かれた時に、「サービス経験がないといけない」と思い込んできたけど、サービスを提供するのは、サービスを「おもてなし」と捉えれば、別に仕事の枠内じゃなくてもプライベートでも全然いい。枠にとらわれず自由な発想で柔軟に行動するクリエイティビティもこれから培っていけると思います。

私にできるベストサービスはなんだろう?視点を変えて過ごす1日。

今日もカフェホールのバイト。お仕事ではもちろんのこと、それ以外の場面で接する人々とのやり取りも「おもてなし」と思って過ごしたい。そうすればおもてなしマインドがつき、スキルも自然と増え、面接で語れる臨場感あふれるストーリーの数も増えるはずだから。
まずは非言語情報にも注目し、お客様や同僚にかけるフレーズにバラエティを増やすこと。ここから始めたい。

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