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【ニュージーランド】初対面の人と、異国の地でバンライフ①
「一緒にバンライフ(車中泊)で旅しない?」
まだ一度も会った事がないオーストラリア人からFacebookのメッセンジャーでメッセージがきた。
「いいね!一旦電話させて」
5分くらい話してみたら、とても良い人そうだったので、
一緒に2週間、旅をすることを決意した。
電話から伝わる声も、「単刀直入で裏表がない交渉人」という雰囲気を醸し出していたし、何より得体の知れない日本人にメッセージを送るほどの気合いと勇気を感じられたことが決め手だ。
私自身、つい7日前にニュージーランドに着いたところで、正直ノープラン。出会いと流れに身を任せて、太陽みたいに明るく輝いている人と未知なる冒険を始めることがお決まり。
「ニュージーランドの南島、クライストチャーチで待ち合わせね?車で空港までお迎えにいくよ」
「了解!Thanks so much!」
その時、私は北島にあるケリケリにいて、彼は南島にあるクイーンズタウンにいたから、クライストチャーチは我々の中間地点にあった。
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クイーンズタウンからクライストチャーチ遠いけど、明日間に合うのかな?と少し疑問には思いつつ、ワクワクしながらクライストチャーチ空港まで向かった。
大好きなAir New Zealand (ニュージーランド航空)に乗って、
キャビンアテンドからもらったチョコレートチップ入りクッキーをボリボリ頬張る。クッキーが大好きというお話をしたら5枚もいただいてしまった。
てへ。
未知の世界への冒険を考えるとウキウキが止まらない。飛行機の窓から見える山、川、海を見渡しながら、雲の上を自由に駆け抜けていく。
果たして彼はお迎えに来てくれるのかな?
どんな人なのだろう?
本当に会えるのだろうか?
南島ってどういうところなのだろう?
彼が電話で言ったことを思い出す。
You must have good karma because you met the right person.
君は良いカルマを持っているはず。なぜなら、正しい人に会ったから。
Ok. I believe you, I believe myself.
オッケー。私はあなたを信じるし、自分自身を信じる。
旅というものは、自分を信じて突き進むもの。
クッキーの咀嚼音をバックグラウンドミュージックにしながら、ワクワク胸を高鳴らせていると、無事クライストチャーチ空港に着いていた。
Kia Ora!(ニュージーランド原住民族のマオリ語の挨拶)
さぁ、新しい冒険の始まりだ!
続きは、2日後のお楽しみ。
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