私が「ウェブライター」の職業が嫌いなワケ

私はウェブライターという職業が大嫌い

私はウェブライターという職業が大嫌いなんです。

別に私はウェブライターを毛嫌いして、職業差別してるわけではありません。むしろ、頑張っててすごいなと思います。さらに言えば、自身も8年間くらいウェブライターとして活動していました。

別にプロのライターとして活動していたわけではなく、毎日1時間程度稼働して月に数万稼ぐスタイルでした。

その経験を通して、分かった結論が「ウェブライター嫌い」です。

もともと、自分がウェブライターを始めたきっかけは簡単に始められるからです。ライティングというスキルは誰でも持ってます。小学生の頃から作文はやっているので、みんなその気になればウェブライターになれます。

その中で気づいたことがあるのです。

ウェブライターを始めたきっかけは「誰でもできるから」

最初、ウェブライターを始めた時は、簡単にできるアルバイトや副業はないかなと探していて、行き着いたのがライター職でした。

パソコンさえあれば仕事可能です。もっと言えば、スマホさえあれば仕事できます。キーボードをスマホに繋げば爆速でライティングできますからね。

ちなみに、この文章はiPhoneのフリック入力で電車に乗りながら片手間で書いてますを私、JKに負けないくらいフリック入力が速いので、JKみたいなもんです。

で、話を元に戻して、ウェブライターを始めた時は、簡単に稼げることに感動してました。それで世界中どこにいても、お小遣いが稼げます。海外のワーホリ中にウェブライターとして稼いだこともありました。

ウェブライターを取り巻く構造的問題

そして、ずっとやってきたわけですが、ライター業という職の構造に気づきます。なぜライターが必要になるのかというと、ウェブメディアがあるからです。

ウェブメディアに載せる記事が必要だから、ウェブライターに仕事が回ってきます。これはこれでありがたいことですが、記事を書いて納品して初めてライターとしての報酬を得られます。

つまり、記事を書いても手元に何も残らないのです。「スキルがつく」という反論は、ちょっと違うのでやめてくださいね。

記事はメディアを持っているクライアントが最終的に持ちます。自分で書いて納品した記事を自分で公開したり、他にも流したりしたら大問題です。

そうだブログを書こう

一方でクライアント側は一時的に、ウェブライターに2,000円程度の報酬を払わなければならないにしても、記事は永続的に収益を生みます。ライターに外注したお金以上のお金を、長期に渡って生み出すのです。つまり、記事は資産になります。

ウェブライターはそういったことはありません。常に労働を重ねてお金を稼ぎ続けなければなりません。

この仕組みをウェブライターをやっていて気づいた私は、記事を書く側より記事を外注する側に回った方がいいという結論に至りました。

労働者より資産家ですね。

というわけで、私はウェブライターの仕事があっても飛び付かずに、自分でブログを書くようになりました。

その続きの話はまた次回。

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