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あの日私はQantas航空に恋をした

忘れもしない12月23日の夜。というかこれを書いているのがまさにその時なのですが、私はオーストラリアの航空会社、Qantas(カンタス)航空の飛行機で、シドニーからサンフランシスコへ向かっていました。いや、向かっている。今まさに。

理由は遠距離恋愛をしている彼にサップライズで会いに行くという何とも他人に言うのは気恥ずかしいものなのだが、正直今はそんなこっちゃどうでもいい。私はこのQantas航空で自主的にステマしたくなるほど感動したのだ。いや自主的なんだからステマとは言わんだろうという声も聞こえるような気がするがそんな細かいことを気にするんじゃないよアナタ。

時を遡ること前日。夜10時になってユナイテッド航空から便の変更アナウンスが舞い降りました。どれどれ。どうやらロサンゼルス経由の便がサンフランシスコ直行になったようです。航空会社は…Qantas航空。

Qantas航空?聞いたことないなそんなの?と思いながらWebチェックインを試みるも便の変更のせいかsomething wrong。ルー語感すごい。当日早めに向かってチェックインを済ませることに。
※Qantas航空は1920年に設立された、オーストラリアの老舗エアラインです。私が無知なだけです。

Qantas航空のチェックインは全て無人カウンター。行き先はアメリカ。私みたいな米国籍を持っていない輩はESTAや北アメリカ大陸外に出るチケットを持っていなければ入国できないため、一定の手続きが終わったらQantasスタッフに確認してもらうよう画面が促してくれます。

コーカソイドのクールな女性が気持ちゆっくりな英語で上記2点の確認をし、私は再び荷物を預けに無人の荷物預け口へ。画面の案内に従い荷物をベルトの上に乗せ、自動的に計量・運搬される。人間のカウンターって基本いらんのやね、と実感。

手荷物チェックを済ませ、お土産を探したりポケモンGOしたりであっという間にtime had passeed so fast。またもやルー語。日本語も不自由になった疑惑。それでもライターか。

搭乗を済まし離陸後、ドリンクをサーブしに現れたのは筋肉隆々の男性CA。クリスマス前につきサンタ帽をかぶったりキラキラのモールを体に巻いたりと出血大サービス。もうこの時点で私のテンションだだ上がり。

ショートスリーブから出る太い腕がニクいね!

私の左斜め前のおばあちゃんには跪き丁寧な対応。おばあちゃん独特の会話()にも優しく付き合ってくれる。おばあちゃんも完全にやられちゃってるよ手にぎっちゃってるもんこれ男女逆だったら結構アレだなと思いつつも当人は笑顔MAXで対応してらっしゃるさすがプロ。

寝ているお客様のアラームもすかさずスマートに対応。いや起きろし。

受け答えもとってもwelcoming。
「お食事は何にしましょうか?今日はサーモンマリネのサラダとフライドフィッシュ、ビーフのお食事がありますよ。」
「あー…じゃあサーモンをください」
「オーケー! absolutely!(with 100%スマイル)」

私の一言に逐一強く同意を示し「absolutely!」
大変フレンドリーな「Thank you~!」
そして目を合わせてのピカピカ100%スマイル!
(ウインクでもしそうな勢いだ)
(いちいち顔が若干近いね!)

もうスーパーホストですよ。
個人的には結婚指輪してるのも素敵に感じてしまう。家でも外でも責任あるプロのサービスマン!という感じがする。いや実際は結婚関係ないですけど。偏見です。

女性CAさんも素敵ですが、ムキムキ逆三角形お兄さんのサービスもめちゃくちゃ気持ちいいです!!荷物を任せる時も安定感があって「頼りになる!」という感じ(そしてクリスマスエプロンと体格のギャップw)。

最近LCCのテキトーなサービスばっかり見ていたのでより実感。いやLCCは価格としてあのサービスが妥当だと思うのですが、やはり良いサービスは単純に大変気持ちいいなと。あれがプロの仕事なんだな〜と感動しちまいました。もっといろいろな航空会社の飛行機に乗ろう。

またオーストラリアに行く時はぜひまたQantas航空を利用させていただきたいです。ごっつあんでした!!

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