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備えあれば憂いなし

 コロナから約4年半が過ぎようとしている
 当時はそろそろ景気が後退するのではと警戒されてから更に2年伸びた時期です
 この頃の記憶で鮮明なのが10名位の金属加工をしている会社の経営者の息子さんと話をした時の事。一気に仕事が舞い込んできて断ってる状態だと言っておられました。

 それから程なくコロナが発生した。
 米国、日本、世界各国が公的資金を注入し景気を支えた
 言い換えれば景気のピークを支えようとしたとも言えます

 米国は景気を循環させるのが非常に上手いんですよね
 ただ日本はどうでしょうか
 日本国民は年金という最重要課題を残していて値上げや賃上げに断固反対の方が多いんですよね
 故に公的資金をうまく循環させることが出来ず、後世の重荷になってる、ひたすらその繰り返しかなって思います


 今年の年初に思った事は品質がやたら落ちたなって思った事。
 昨年1年を振り返った時景気は良い、けれどなんかいろんなものの質が落ちたなってシンプルに思えましたね
 当時はさほど気にしませんでしたがやっぱり景気のピークが近づいているのかなって思います
 作れば売れる、過度な需給により需給のバランスが崩れ始めている
 故に品質の落ちが躊躇に見えてきている感じかなと。


 コロナ以降の4年半、会社の業績は如何でしょうか
 業種によって明暗は分かれているかもしれませんが物の循環は過去あり得ない位の好循環だったはずです

 「いい物をより安く」ひたすらこの目標を掲げている企業はここ数年あり得ない位の利益を出されていますよね。そして余剰利益をひたすら工場建て替えや設備の更新など設備投資に使っていますね
 経営陣の中には今の景気は向こう十年の利益を前倒しして頂いているんだよって位の方もおられます。
 
 ただここ2年の物価高と賃金の上昇はこのような企業であってもかなり苦しいようです。ただしっかりと踏みとどまってる。
 
 ここ2年で売上高は上がっても純利益が大幅に減った企業は結構多いのではないでしょうか
 まだまだ景気はいいですよ? 過去30年であり得ない水準のはずです

 物価高が~ではないんですよね
 今はどの会社にもまだ余裕があるという事です


 課題の無い日などない

 若い頃、主任に頂いた言葉であり考えさせられましたね

 淡々と仕事をこなし何事もなく一日が終わる、これは非常に良い事です。ただこれは一日の進捗としての目線です。

 目線を課題として一日を見た場合、何も感じ取れないなら1年後、数年後も何も変わっていない、変わらないという事です

 何かは必ずあるんですよね
 例えばある物を取りに行ったら無かったとか
  ・誰かが使っていた
  ・そもそも紛失していた
  ・置き場を勘違いしていた

改善とは理想を現実に変えることです

 私の文章ではよく課題って言葉を使っているんですが
 その時に理想が何なのかを考えてみましょう
 ~がこうだったら今回の事案って発生しなかったよなって考えるんです
 お金も時間もかけずに出来る事って結構あります

いい物をより安くこの概念があるならば上記のような考え方に自然となってくるのではないでしょうか

 
 



 


 
 

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