「高評価・高転換のペルソナ・メッセージを発見するための運用方法とは編」 N1採用#8 スカウトOps
トラックレコード野崎です。
弊社は「企業の面白いを届ける」をビジョンとした採用支援事業「TECH HIRE」を展開しています。NHKさん、クックパッドさん、モノタロウさんなどのエンジニアをはじめとしたハイクラス人材の採用業務を支援しています。
この度、弊社の活動を通して導き出した手法「N1採用」の方法論とツールをまとめたキットを公開することにしました。開発途中・現在進行形で変化をしている段階ではありますが、多くの方に試していただくことで、改善速度を早めることを目的にしています。
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このnoteでは「N1採用」のツールの使い方を全9回予定でご紹介します。
ということで、今回は第8回の「スカウト送付と活動・評価ログの収集(以降はスカウトOps)」についてご紹介します。
スカウトOpsのステップで伝えたいことは2つ
スカウトOpsステップで絶対に伝えたいことはこの2点で、これさえインプットいただければ、もう以下のページはスキップでOKです。
1. 半自動化しているOpsでも、最終チェックを怠らない
ここまでの工程で、ペルソナ別のスカウトテンプレートを定義し、ピックアップした候補者にペルソナを紐づける作業を行ってきたので、スカウト文章はほぼ完成している状態です。
最終の仕上げ作業として、レジュメに記載されている相手のWillにヒットしたリターンを考慮した表現になっているか、相手のCanを踏まえたMustの表現になっているかなどを確認して、送付するようにしましょう。
このラストワンマイルでミスが起きるとこれまで積み重ねてきたすべてのプロセスが台無しになります。
候補者の立場にたって、相手のキャリアにマッチした魅力的な声がけ(スカウト送付)をすることがもっとも強くこだわって欲しい箇所です。
2. 候補者一人一人のログを残すことで、正しい振り返りができる
週次・月次・Q次で正しい振り返りをするために、活動のログを抜け漏れなく残しておきましょう。
具体的には以下の項目のログを残してください
これらの情報を残すことでどんな人が返信をして、どんな人が返信をしなかったといった事実が明らかになります。つまり「転換率の高い(低い)ペルソナ、スカウトテンプレ、チャネル」がわかります。
また「評価結果の高い(低い)ペルソナ、スカウトテンプレ、チャネル」もわかります。さらに「承諾する(辞退する)ペルソナ、スカウトテンプレ、チャネル」もわかります。
これらの結果を踏まえて「評価も高く、承諾する候補者のペルソナ・スカウトテンプレ・チャネル」が明らかになることで、より勝率の高い活動ができるようになります。
N1採用キット「スカウトOps」でできること
ではN1採用キットの紹介に移ります。できることを3点にまとめると
スカウト送付Opsのテンプレートを利用できる
スカウト記録のテンプレートを利用できる
記録した活動は自動的に分析シートに反映される
では利用手順について解説します。
1️⃣ 送付記録シートに候補者のペルソナと評価情報が入力されていることを確認し、指定した/されたペルソナ向けのスカウトテンプレート(スカウトパターンシートに記載)を確認します。
2️⃣ スカウト文面のカスタム箇所を作成し、送付します。
(ロールエキスパートが「送付前文章レビュー必須」の場合は、レビューを受けてください)
3️⃣ 候補者管理シートに日次(遅くとも週次)で各候補者の進捗を入力します。
4️⃣ 候補者の評価を評価結果(選択式)と評価理由にわけて、進捗管理テンプレートに沿って入力します。
こだわりポイント
定量的な分析のためにアクション内容、アクション日をもれなく情報を入力してください。またN1単位での情報を収集することで課題(もしくは成功要因)の特定行いやすくなるので、N1の評価情報を漏れなく収集・入力することが重要です。
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お知らせ
弊社の現在のビジネスは、Slackアプリ「Colla」と採用支援サービス「TECH HIRE」です。採用支援サービスは、高度デジタル人材(エンジニア等)を採用したい企業を対象として、上流から実行までの採用活動を請け負うサービスとなっています。
自社で採用活動をやり切るのが難しいという方は、ぜひご相談ください。
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