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仕事の意味を見出す力! ~3人の石切り職人に学ぶ!~

1はじめに
日々の仕事に追われ、時にはその意味を見失ってしまうことは、誰にでもあるかもしれません。しかし、そんな中でも、自分の仕事に深い意味を見出し、それを通じて大きな成果を出す人がいます。今回は、その秘訣を、3人の石切り職人の寓話から探りたいと思います。

2【3人の石切り職人】の寓話
昔、一人の旅人が、ある町を通りかかりました。
そこで、石を運んでいる石切り職人に出会いました。

その仕事に興味を持った旅人は、1人目の石切職人に尋ねました。
「あなたは、何をしているのですか?」

その問いに対して、石切り職人は、何を当たり前の事を聞くのだと、つまらなそうな顔をしてぶっきらぼうに答えました。

「見りゃわかるだろう、石を運んでいるんだ!お金を稼ぐためさ!」

とてもイライラした表情でした。

さらに、歩いていると、また別の石切り職人が石を運んでいました。

旅人は、2人目の石切職人にも、同じ事を尋ねました。
「あなたは、何をしているのですか?」

その問いに対して、今度の石切り職人は汗を拭いながら、たんたんと答えました。

「この石で壁を作っているのです」

無表情だったが、さっきの人と違ってイライラした表情ではありませんでした。

そして、旅人はしばらくして、また石を運んでいる石切り職人に出会いました。

旅人は、3人目の石切職人にも、同じ事を尋ねました。
「あなたは、何をしているのですか?」

その問いに対して、今度の石切り職人は目を輝かせ、とても嬉しそうに張りのある声でこう答えました。

「人々の心の安らぎの場となる『新しい教会』を作っているのです。 私は、その素晴らしい教会を夢見て、石を切り出しているのです。」

その人は、動作がきびきびとして、とても希望に満ちた表情をしていました。

3学びと気づき
この寓話には、表面的な業務から、その背後にある大きな目的を見出すことの重要性が示されています。私がこの話から学んだことは、仕事の意味は、それをどのように捉えるかによって大きく変わるということです。そして、その「捉え方」が、私たちのモチベーション、満足度、そして最終的な成果に直結するということです。

今日のアファーメーション
私は、自身の仕事の彼方に大きな目的を見出し、世の中に大きな価値を創造します!