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今すぐ誰にでもできる世界平和の取り組み! ー平和の核は家族から!ー

今日は78回目の長崎原爆の日です。平和とは「戦争のない状態」のこと。世界情勢が不安定化している現在、平和を実現することがますます重要になってきています。私も「戦争と差別のない世界」への貢献のため、30年以上、現場の教育の活動に携わってきました。専門家ではないので、難しいことはさておき、今すぐ誰にでもできる世界平和についての取り組みについて考えてみました。今までやってきたことを振り返ってみても、少なくとも4つあります。

1つめは、平和の大切さについて理解すること・学ぶことです。平和の意味や背景について学び、関連する情報を積極的に取り入れることで、自分自身の知識を深めることができます。正しく理解するとなると、かなりハードルがあがると思いますが、平和について受け身や無関心ではいけないということが一つ目です。

2つめは、平和の大切さについて語ること・発信することです。平和の大切さを理解したら、それを周りの人に話をすることです。加えて、情報化の時代ですから、様々な媒体で情報発信することもできます。自分の思いや考えを発信し、他の人々と共有することで、平和についての意識を高めることができます。

3つめは、平和の大切さについて共に考える仲間を増やすことです。ここで大切なのは、ハードルを上げないことです。一人でもいいから仲間を増やすことです。もし、自分の周りの人々と共に議論をし、意見を交流する機会があれば積極的に参加しましょう。触発されて、何かしらの新たな気づきや視点を得ることができます。

4つめは、平和の大切さについて現地に足を運ぶことです。私も実際に、広島や長崎、沖縄などの現地に足を運びました。現地での経験・体験や学びを通じて、平和への理解を深めることができ、とても有意義でした。学生時代に修学旅行で訪れた人も多いかと思います。現地に行かないと学べないことがたくさんあるということです。

これまでの体験から4つの取り組みを述べましたが、現代は情報化の時代です。大切なことを付け加えておきます。情報と平和との関係です。極めて良くない傾向にあると考えます。情報が溢れ、情報過多の状態ですから、メディアやSNSのネガティブなバイアスに流されないように注意することです。常に冷静な判断を持ち、真実を見極める目を養うことが重要です。

最後は、やはり、ノーベル平和賞・マザーテレサの言葉で締めくくります。マザーテレサは「世界平和のためにわたしたちはどんなことをしたらいいですか?」の質問に「家に帰って家族を大切にしてあげてください。」という言葉を残しています。まったくの同感です。灯台下暗し。私たちができる世界平和のベイビーステップは、家族を大切にして、幸せで平和な家族を築くことです。私たちの家族から平和を築いていくことが出発点となるという深いメッセージです。

まとめに入りますが、一人ひとりが心のなかに平和の砦(とりで)を築くことに努めることが大切です。しかも、小さな歩みが大切です。小さく始めて大きく育てる発想です。私自身も情報が進む中で、思考停止に陥らず、自分で考え、自分で行動を起こすことをこれからも大切にしていきたいと思います。私たちの「小さな一歩」の取り組みが社会の変革をもたらすと信じています。

※上記の考えは私の独自の見解であり、あくまで一つの参考として解釈されることを申し添えておきます。