見出し画像

beyond words,beyond thought

beyond words(言葉を超えた)
beyond thought(思考を超えた)

今のテーマです。

言葉と思考は結びつきが強く、
言葉を使うと思考もくっついてきます。

わたしにとっては、
この思考が曲者なのです。

子どもが割り算や掛け算で苦戦しています。

6個のお菓子を二人で分ける。

「一人いくつ?」

こちらが聞く前に
即座に答えを出すことができます。

なのにドリルの「6÷2」は答えを出せません。

勉強=思考を使うもの
宿題=思考を使ってやり方を思い出すもの

そんな図式が彼らの中にあるのでは?
そう感じるのです。

一度インプットすれば、意識にしっかり残ります。
そして直感を使えばすぐに取り出せます。

思考を迂回すると時間がかかったり、
思い出そうとすると思い出せなかったり。

かえって苦労するのでは?と感じます。

また、意識が決めた行動に理由はありません。

「そうしたかったから」

この一言に尽きると思います。
しかし、思考はそれで納得しません。

理由らしきものを見つけて、
自分の考え方を正当化して、

「だから〇〇したんだ」
「本当にこれで良かったの?」

思考と言語でデコレーションして、
納得しようとしているのです。
(いつものわたしです)

意識はもっとシンプルで、
この考察はいりません。

でも、そこを思考が入ると
頼みもしないのに勝手に考え出すのです。

瞑想も思考が介入すれば、
無の境地から遠ざかるでしょう。

思考や言葉を黙らせる。

これが大切なのです。
(少なくともわたしにとっては)

本の知識もそう。

内容を理解しよう。
そう思った瞬間、思考が発動します。

でも、理解せずとも意識はキャッチできます。

自分に必要な知識を必要な量だけ
脳から溢れ出ない程度に掴んでくれるはず。

だからもっと意識に委ねて良いのです。

beyond words,
beyond thought

今決めました。
これをわたしの座右の銘にしようと思います。

この記事が参加している募集

#子どもに教えられたこと

32,921件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?