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のーこの好きな漫画をお勧めするだけの記事

漫画のサブスクって時間泥棒ですよね。
好きな音楽を流しながら面白い漫画を好きなだけ読むというは、とても贅沢で幸せな時間でございます。

私は漫画読みたい欲が高い時と低い時とでバラつきがあるので、「読みたい!」ってなった時だけKindle Unlimitedに登録したりします。
あとはいくつか漫画アプリをインストールしているので、ポイントを貯めて一気に読んだりもしますね。

主にサスペンスやミステリー、復讐ものを好んでよく読みますが、のーこが好きな漫画について語っていこうかなと思います。
記事の最後にここでお勧めした漫画のAmazonのリンクを貼ろうと思いますので、気になった作品があればぜひぜひ読んでいただけたらなと思います。


少年漫画だったら「うしおととら」「からくりサーカス」「月光条例」「黒博物館」などの藤田和日郎作品、「Q.E.D. 証明終了」「C.M.B. 森羅博物館の事件目録」などの加藤元浩作品が大好きです。
特に「うしおととら」と「からくりサーカス」は本当に熱くて熱くて、バトル物が好きな方には必ず刺さる漫画です。
私は読んだことないので殆ど分からないのですが、最近流行った「鬼滅の刃」が好きな人はきっと藤田和日郎作品もハマりますし、「金田一少年の事件簿」が好きな人は加藤元浩作品にハマると個人的に思ってます。
藤田先生も加藤先生も、直接海外に取材に行ってはその知識を遺憾なく漫画に盛り込むので、圧倒的な知識量に魅力を感じます。

あとは「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」も好きです。どちらも松井優征先生作品で、絵柄とはギャップのある奥が深いストーリーが堪りません。
「暗殺教室」はタイトルとは裏腹に、自分に子供ができたら読ませたい漫画になりました。

最近はあまり少女漫画は読んでいないのですが、「有閑倶楽部」「赤ずきんチャチャ」「赤ちゃんと僕」が好きですね。
どの作品も私が子供の頃の漫画なので、まぁ古いんですけども。

「有閑倶楽部」はただの少女漫画と侮ってはいけません。
超大金持ちの子供である6人の高校生が、あらゆるトラブルに巻き込まれます。それが本当に面白い。
コメディに近いミステリーのような感覚で読めるので、少女漫画を敬遠しがちな方にお勧めできる作品です。

あとは田村由美先生の作品にも外れはないですね。
SFのような世界観が魅力的ですので、田村由美先生もまた少女漫画を敬遠しがちな方にお勧めです。
「7SEEDS」は「Dr.STONE」のような特殊な世界観が好きな方にハマりやすいかなと思います。

復讐ものだとやっぱり「怨み屋本舗」ですよね。
怨み屋が依頼人の代わりに社会的にだったり物理的にだったり、復讐を果たしていくのがスカッとします。
主要キャラが有能すぎるんですよね。
個人的には十二月田が結構好きです。

また、どうにもならない悩みを抱えてしまった時はあえてめちゃくちゃ怖そうなホラーを読みます。
メンタルが恐怖に支配されて、悩みがどうでもよくなるからです。これぞ荒療治。
まずは「カラダ探し」がお勧めです。
しっかり怖いですし、ちゃんと面白いです。グロ注意ですが、怖さもストーリー性も求める方にはお勧め。
あと短めですが「サユリ」も面白いです。「カラダ探し」よりかはホラー度は低めですので、苦手な方でも読めるかなと。
でもお読みになる際は自己責任でお願いします。

でもやっぱりサスペンス、ミステリーものが一番好きなので、いっぱい読んじゃいますね。
冒頭でもお話しした「Q.E.D.」「C.M.B.」は、事件の内容だけに焦点を当てればトップレベルで最高に面白いです。
「金田一少年」のように事件に関わるキャラ達の性格だったり生い立ちだったり、それらを深掘りし、そこに重きを置く方にはちょっと物足りないかもしれません。

他にもお勧めしたいのは「秘密-トップ・シークレット-」
殺人事件が起こった際、第九と呼ばれる捜査チームが被害者の脳の記憶を映像化し、その情報を基に犯人を特定していきます。
しかし被害者の脳には誰にも知られたくないようなプライバシーもある訳で、捜査を担当する者の倫理観が問われたりと、中々に骨太な内容となっています。
めちゃくちゃ面白いので興味があればぜひ。

あと最後まで読んでいませんが、「遺書、公開。」はいつか実写化しそうなくらい面白いです。
ざっくり内容を話すと、クラスのカースト1位の子がある日自殺します。
その1位の子からクラスメイト一人一人に宛てた遺書が、それぞれの机に置かれているという異様な状況に。
何故その1位の子は自殺したのか。
みんなに宛てた遺書を公開したら、原因を知ることができるんじゃないか?
そうして遺書公開が始まるのです。
1位の子に一体何があったのか?気になりすぎてつい読んでしまう漫画です。

そして私のーこが昨日からKindle Unlimitedでひたすら読み漁っている郷田マモラ作品がですね、もう本当にめちゃくちゃ面白いです。
ただ絵柄に癖がありますので、第一印象では読む方を選ぶかもしれません。
でも実写化されている「きらきらひかる」や「モリのアサガオ」の作者でもあるので、面白いのは確実です。
「ニコラオスの嘲笑」は作画が別の方なので、まずはこちらを読んでいただければ面白さは伝わるんじゃないかなと思います。

「ニコラオスの嘲笑」は冤罪事件をテーマにした作品です。
捜査・取調べなどを行う警察官、警察組織、誤認逮捕された容疑者、真犯人などのそれぞれの心理描写がエグいです。
またそれぞれのキャラが変に絡むことがなく、各々の動きが独立して描かれているのがリアリティがあります。
「この後どうなるんだ?!」と読む手が止まらなくなります。

「星屑の少年たちへ」は、新米臨床心理士の主人公が奮闘しながら、少年少女たちの悩みと向き合います。
また縦軸のストーリーとして、主人公の身近で殺人を犯した後に犯人が自殺を図るという事件が起こり、その真相を探っていったりもします。
自分がまだ子供だった時のことを思い出したり、大人になった今、子供たちを救う側として何ができるのかとか、そんなことを考えさせられました。
罪を憎んで人を憎まずというメッセージ性も感じましたね。

ちょっと漫画の解説とは逸れますが。
私がまだ子供だった時って、自分は何が辛いのかが分かってなかったんですよね。
と言うのも、家族に対する不信感とか持ちながらも、大人達からは当たり前のように「ご両親やご家族に感謝し大切にしましょう」としか言われないからです。
明らかな虐待はなく、グレーゾーンな家庭で育った私は、言われるがままに「尊敬する人は両親です」なんて言っていました。
「家庭内で辛いことがあれば誰かに相談しましょう」と教えてくれる大人はおらず、それでも積もっていく正体不明の辛さ。
中学二年生の頃から成績が落ち始め、それを心配した担任の先生から「何かあった?」と聞かれたこともありましたが、何が辛いのか自分でも分からなかったので「何もありません」と返しました。
色んな経験を経たからこそ、今はその辛さの原因が分かります。
でもまだ幼い子供達の中にはきっと、辛さの原因が分からない子が沢山いるんだなと。
私は幼稚園くらいの頃、父にお尻を触られるのが嫌で堪りませんでした。
でもまだ何の知識もなかったので、何が嫌なのか分からず、やめてと言うことはありませんでした。

確かに家族というものは尊い存在かもしれませんが(私にとっては違います)、かと言って無条件に「大切にしましょう」と教え続けるのは無責任じゃないかなと。
例え家族でも嫌なことは嫌だと、辛いものは辛いと子供達が言える環境になることが望まれるのではないでしょうか。

そしてそれを受け止めて理解してくれる、「星屑の少年たちへ」に出てくるカウンセラーのような大人の存在がもっと必要なのかなと思ったりもしました。

また、同じ作者の「サマヨイザクラ」は裁判員制度をテーマにしており、こちらもめちゃくちゃ面白かったです。

ただ、ただね。
これだけ法だったり事件にガッツリ踏み込んだ面白い作品をいくつも生み出しているのに、当の作者のWikipedia読んだら逮捕歴があって、それがもう破茶滅茶で笑えるんですよ。

「逮捕されてるんかーい!!(┐「ε:)ズコー」ってなりました。
しかも人を傷つける罪なので、おいおいってなりました。

でも漫画は面白いんですよねぇ。
何とも言えない気持ちでございます。

さてさて、あなたが好きな漫画はございましたでしょうか?
そして、読んだことはないけれど気になる漫画はございましたでしょうか?

新しい作品と出会うきっかけになれたら幸いでございます。

それではまた。























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