見出し画像

言葉が100%理解できない相手との  やりとり~国際結婚編~       あくまでも我が家の場合



長引くコロナウィルス感染症の影響で、テレワークを利用した働き方もそこそこ広まってきたかと思いますが、なんにでも一長一短。

我が家のスペイン人夫のテレワーク期間が度々延長され、元々在宅で仕事していた私と「テレワークになって良かったね~」と話していたのはいつだっけ。

もちろん、ビバ!テレワーク!なんですよ・・・。           でもこんなに長く続くとそれなりにストレスが溜まってきますよね。

一緒にいる時間が長ければやっぱりちょっとした言い争いも増えます。  そこで、言語が違う相手との喧嘩ってどんな感じなの?って事について、 我が家の場合をお答えします。

私はスペイン語をそんなに話せない。                 ましてや喧嘩で相手をやり込めることなんてできません。

対する夫は私のスペイン語よりは日本語が上手ですが、         同じく言いたいことを喧嘩腰で言えるほどではありません。

しかし!ここは日本なのです!日本語使ってください!という卑怯な手を使って、だいたい私が一方的に言いたいことを言って終わります。

最初の頃は、喧嘩腰で言った言葉の意味を説明したりしてたんです。

「だから~そんないちいち気にしなくていいってば~!」
「いちいちって何?」
「いちいちっていうのは~・・あ~もう辞書で調べて!」
「辞書?ちょっと待って。いちいちってどう書くの?漢字?」
「ひらがな!多分!」
「あ~なるほど。こういうことね。で、それで?いちいちがなんだっけ?」
「あ~!もういいや!」

こんなことを繰り返しているうちにどうでも良くなってくるんですね。

そして最近では、「日本語の意味、分かりまへ~ん」と言って逃げる夫。 技を覚えたようです。

ある意味言葉が完璧に通じないってのは                良い面もあるんじゃないかな~って思ったりもします。

言いたいことを言うのも大事だけれども、それで相手を傷つけるのは   違うし、別に相手が十分に理解してくれなかったとしても別にいいかって。

あ!しまった!言い過ぎた!と思っても、きょとんとして意味が分かっていないような夫を見て、知らない単語で良かった~とほっとしたり。

もちろん相手が理解できない単語をわざと使うのは意地悪ですが、
怒りのあまりどどどど~と出た言葉は許してねってことで。

昔、誰かに                            「言葉が100%通じない相手とは大変じゃない?自分は無理だな~」   と言われたことがあります。

しかし考えてみれば、日本語を話す同志だって             相手の全てを理解することはできないですよね。

言葉が100%通じ合わない私達夫婦がそんなこんなで生活をしてきて、  今まで言語の事で大きな問題が生じた事はないので、言葉って大事だけど それだけじゃないよな~なんて思ったりします。

そりゃそうだ。

言語の通じない相手と話すのはなかなか勇気がいることだとは思いますが、あまり構えず、気軽に、外国人の方達とおしゃべり楽しみましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?