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未来になくなる仕事

さて、AI、AI言われる、このご時世。
なんで、こんなにAI言われるかと言うと、
それは「怖いから」です。
その理由は当たり前だけど、解説しときます。
この章は飛ばしてもらっていいです。

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人間というのは、分からないモノは怖い。
それは暗闇が怖いのと、同じ。

人間には防衛本能というものがある。人間の身体には脆い部分もあり、鍛え方次第ではどんでもない力を発揮する未知の物ではあるが、
そうはいっても、やはり致命傷を負わないようにプラスのものよりマイナスのものに過敏に反応するようにプログラムされている。
さらに知られている話ではあるが、同じ量の嬉しさとショック・傷付く事🤯なら、ショックのほうが3倍辛く感じるのだという。
そういうワケで人間は、不安に敏感なのである。
その証拠に、
ニュースは「結婚しました」のようなお祝いのニュースより、病気とか不倫とか不祥事とか、不安を煽る内容ばかりである。
プラスの内容でなくマイナスの内容ばかり報道している。
なぜか?
コスパがいいからである。
同じ量でも3倍の影響を与えれるからである。


さらに人間というのは、二元論で考えがちである。
戦争が分かりやすい例だ。

つまり、
こちらの国の人は「味方」であり、自分の国を守ってくれている英雄達であると考える。
だから【相手の国の人を殺す権利があり、殺すべき相手】だと思っている。

相手の国の人は、「敵」であり、
自分の国を全て滅ぼそうと考えている「完全な悪」
なのである。
つまり【殺すべき人間の集まり】なのである。

こういう考え方で戦っているワケだが、
こんなのチョット考えれば、分かる。

例えば、その国に親戚のオジサンと従兄弟で一緒に遊ぶ10代の子供がいたとする👧
その人達は完全な悪か?
答えを言うまでもない。

だが、人間というのは、こういう二元論に陥りがちなのである。
虚像を信じる生き物だからである。

だから、AIを「自分に危害を及ぼす敵」と捉えて、しかも《予測できない恐怖》というのが掛け合わされば、AIのおかげで発展する期待など吹っ飛ばすくらい3倍どころでないもっと大きな不安と恐怖が生まれるわけである。
つまり"悪い事しかない未知の存在"と捉えてしまうわけである。
ま、予測できないという事は間違いではないが。


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だが、恐怖とは人生において、常に付き物ではある。
たしかにAIが予測できない程の力を持つ可能性があるのなら、抑制する必要はある。
そのリスクが大き過ぎなら、もちろん止めるべきである。
といっても、誰も正確に把握できてないのも問題ではある。


そういう意味でも少しはAIは私達の仕事に影響があり、危害ともいえるものではあるだろう。
だが近い将来においては、計算機が少し進化したので、ソロバンを使わなくなった🧮
ぐらいの進化だろう。
全人類に危機的なダメージを負わせるようなものでないと考えている。
つまり、人類の危機には見舞われないが、
仕事の形態が代わり、仕事を奪われる人はいるだろうという話である。


さてさて、話はかなり脱線したが、
では、実際にはどんな仕事がなくなると予想できるか見て行こう。

まず、簡単にいうと
「単純作業」である。
これが《肉体作業》が産業革命で機械に取って代わられたのと同様に
《知的作業》はAI革命(←勝手に名付けた)よって取って代わられるワケである。

相変わらず勿体ぶった書き方をする自分である(笑)
つまり、
具体的には
「力仕事」、「チェック」、「計算」、「揃える」、「掃除」、「移動」、「アナウンス」
である。

じゃあ、説明していこう。
「力仕事」
これは言うまでもないかも。
機械による肉体の拡張で人間の力はほぼいらくなくなる。
自動ロボットが積み込みをしてくれる。
少し高い所にあるものは、ドローンが取ってくれる。さらに後に書いてあるが、しっかり支持するれば運んで分けてくれる。

「チェック」
人間に任せてきた知的作業もAIが肩代わりする。

採点、提出書類記入の漏れがないかチェック、温度の管理、水道メーターの料金、授業や会社の出欠の確認、提出物がで出るかとチェック、
映画館や美術館などの入場券などチケットのチェック、棚卸し

「計算」 
データ上の計算だけでなく、表やグラフ化してくれてる。
さらに、注文や予約が必要なら、そこまでやってくれる、か「注文しますが、宜しいですか?」と前段階まで全てやってくれる。

アンケート書類の提出枚数、飲み会の参加人数の合計からお店の予約。
成績の順位・偏差値、平均値・最頻値・それぞれの割合と分布のグラフ、レジのお金の受け渡し、備品の残数を数えて足りなければ発注する



「揃える、分ける」
データの並べ替えだけでなく、実際の物も元の順番に戻してくれたり、指示したように並べてくれたりする。

本やCDの返却、服などの商品を戻して並べる、荷物や商材を倉庫別に分けて番号の順番に並べる、部屋の本や食器など順番に並べて片付ける、通販で届いた日用品を各部屋に運ぶ

「移動」
移動はコストである。そこに人間の労力をかけなくてよくなる。

タクシー、バス、電車の運転
また物をどっかに持っていきたい時の郵送、例えば引越しのときのドライバー
フードデリバリー
郵便物の配達員、通販などの配送員

「アナウンス」
簡単なアナウンスならAIでもできる。今でいう電話の自動アナウンスだ。これが町のいたる所で見るようになる。人間でやらせるのはコストがかかりすぎる。

電車の案内の完全自動アナウンス化、百貨店や会社の受付・案内、営業電話、服や本のサイズやジャンルの案内、電話の発信業務、スーパーや電気屋の特売やキャンペーン


「掃除」
掃除機、洗濯、風呂掃除、皿洗い、トイレ掃除、ゴミ出し
基本、汚れたら、物自身が自分で掃除するようになる、または三権分立にみたいにお互いで掃除し合うようなルーティンになる

《余談》
余談ですが、《集まる》とか《大勢に伝える》とかは減ると予想される。
"集まる"のは既に減ってるがzoomとかになる、これは"移動"というコストを減らせるからだ。
"大勢に伝える"は拡張機能に依存するようになる。社長からのビデオメッセージなんてのは今もあるが、塾の講義も動画にしておけば、講義時間と内容に正確にコントロールできるし、個別の生徒が後で見直す事ができる。
これはより高品質な講義ができる講師には報酬が増える事を意味し、逆に低品質なモノしか生み出せない人は減る事を意味する。もしくは人気商売とも近いところになってくるかもしれない。

具体的といいながら、1つも職種がないじゃないか?
と思われた方。
そうですね、職種は予想してません。

ただ、どの職種にせよ、全般的に今、バイトがやってるモノは全部AIに将来的には取って代わられる。
と、考えてよいと言える。
将来、人間がやる事は監視と管理である。
つまり、みんなコンビニの店長みたいになるわけだ。
今でいうバイトはAIに代わり、AIが働いてくれるから、人間は考えて、
どんな戦略で仕入れたらいんだろう?
どこに商品置いたら取りやすいんだ?
今、AIにこの順番で仕事してもらってるけど、この部分がいらないのと、ここは一緒やったほうが速く終わるな。
とか考えるのである。

つまり、単純な作業は人間が一切やる必要はない。
するべきは、"新しいキャンペーンを考える"とか、"新商品の見せ方を考える"とか、"新しい掃除の仕方を考える"とかの
「新しい仕事を作る」
「より良い仕組みを作る」
事である。
これは人間はするのである。
だから、極論、人間はみんなリーダー的な仕事をするわけなので、
次に上の仕事は、
仕事を立ち上げる。
ワケである。
そうなると、これから求められる仕事として、起業家というのは、
今のうちにやっておくべき仕事である。
起業家は、もちろんリスクがかなり高いがそれでもAI時代になると、そういった訓練を積んでない人間は下手をすると生産性が低過ぎて無用者階級(AIより仕事ができなくて、教育するにもコストがかかり過ぎるので、ベーシックインカムだけもらい何もできない人間なる可能性がある。
やはりリスクを背負ってもやるべき。
さらに、今は昔と比べると建物は魔法のように速く建てれる。
が、未来はこんなもんじゃない。
1人の人間がリーダーなのであるから、数人の人間だけでAIと一緒にビルが建てれる時代が来るだろう。
世界のカタチは、大きく変えられる時代が来てしまう。

人間が出来る事は、決める事である。
実質な作業というのは、全てAIがするようになる。
やはり、今も昔は、人間は『決断する』。
そこに価値を見出す事が出来る。

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