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よくメリットデメリットの分析してるけど、あれ意味あるの?それより大切なのは軸を決める事。

社会人をしているとよくメリデメを出せみたいな事を言われると思う。ただ、メリデメを書きながら、いつもこれで判断できないよな、お勉強にしかならないよなと思っていた。

なぜなら、メリデメは思いついた事を書いているだけで、最終的にそれで?で終わるからだ。

メリデメでメリットの数が多ければやるのか?デメリットが多ければやらないのか?デメリットで重きがあるポイントがあるとやらないのか???

私の結論からいえば、メリデメを出す事で意思決定をする事はできない。意思決定するためには、軸が必要。選択肢を軸に基づいて評価する事で、意思決定することができる。

意思決定の観点からはメリデメをまとめる作業は要素が雑多に並びすぎているのである。他方、メリデメでもやはり役立つ場合がある。それはブレスト段階、選択肢にどういった要素があるのかを考えるのに役立つ。

これは他のフレームワークでも同じである。

例えば、SWOT分析。よく企業分析でSWOT分析をする場合があるが、それはざっくり過ぎており、有益な判断や仮設を生み出すには荒すぎる。

とはいえ、強み弱み機会脅威のブレスト程度にはSWOT分析は役立つ。SWOT分析で意思決定をする事はなく、読んでる側もたくさん考えたんだなと思うくらい。

分析手法はあくまで手段のため、何のためにそれを使うのかというのを違和感を覚えた時は、一度考えてみることをおすすめする。

社会人として資料を何となくまとまってる風に見せるのにフレームワークは便利だが、よくよく読むとで??という事になりがち。

自分の目的は何か?何を伝えたいのか?これを伝える事で相手にどうなってほしいのか?という3つのシンプルな事を考える事が最終的に良い資料を作るコツである。

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